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爆丸アーマードアライアンス概論
ぶっちぎりの爆丸バトルは疾風怒涛の爆丸バトルへ…
ということで一年目は約半年でラインナップ停止という苦いデビューとなった新爆丸。契約の関係か、もう一度ボーイズホビーの柱として認められたかは定かではありませんが無事にアニメと共に2年目へ突入することができました。
個人的にはアニメ玩具共々満遍なく楽しめたシリーズだったので不安半分ながらもまた新作に触れられることに喜ばしく思っていたり…
と言うことで新シリーズのアーマードアライアンス爆丸に触れて気づいた点や前作との比較をつらつら書き綴っていきたいと思います。
海外共通のデザインへ
AA爆丸、パッケージをご覧の通り今シリーズから国内向けに新規パッケージを用意せず、日本語説明書以外はそのままの仕様になっています。
(参考:日本玩具協会 https://www.toys.or.jp/st/st_siryou.html)
ただし日本のST基準に適合するため注意表記、対象年齢を明記するシールが思いっきり貼られています。
これらに加えて地上波放送や雑誌掲載などといったタイアップが無くなったこともあってかボリュームは増えたにも関わらず定価はグッと下がり、1200円(税別)と少しだけ手に取りやすい価格になりました。
デザインの一新、ギミックの最適化
カードとコアは海外版準拠となり英語表記になりました。とはいえ説明書で全てのカードが解説されてる他元々のデザインが国際展開を重視しアイコンを使い言語での説明を極力削ったレイアウトなため慣れれば然程気になる要素ではないと思います。
去年のデザイン(左側)も特徴を捉えてるのですが、やはり…
爆丸のデザインも一新され、カードイラストとアニメCGの特徴を統合したデザインになりました。
また第一弾は全てウルトラ爆丸(去年のDX爆丸相当)
で構成されています。
爪先まで綺麗に展開する代わりに設置面が線と点のDX(左側)対してウルトラ(右側)は爪先を畳む代わりに面で設置し、確実な着地を目指しているのが見て取れます。
基本的な仕様は去年のDX爆丸に準拠しますが、DX爆丸は変形後のプロポーションを重視してか自動展開部分が多く、特にドラゴノイド等直立型の爆丸は着地がやや不安定になっていました。
それを受けてか後発のウルトラ爆丸は爪先などの「展開すると逆に不安定になる部分」をあえて手動変形にすることで低重心、設置面積の増大というアプローチでスタンド展開率を格段に向上させています。
これは後述する爆ギア装着が安定するだけではなく3VS3バトル時の対アリーナアウト、爆コアカットへの耐性が向上するという副次的な効果が期待できます
またスタンダード爆丸との差別化なのか敢えて突起物を大きく造形していたDXと比べて凹凸がかなりマイルドになり、球形に近づきました。
新たなる力、爆ギア
自動展開のギア装着は全ての爆丸に対応しています。
今シリーズでの目玉ともいえる爆ギアは爆丸と同じ瞬間変形ギミックを有し、より変形玩具としてのボリュームを高めています。
但しあくまでボーナスパーツとしての扱いなので各ルールでは特に使用しないディスプレイアイテムとしての趣きが強いです。
ゲーム用のギアは同梱されているアビリティーカードのバリエーションとして用意され、コストを払うと永続的に爆丸を強化する擬似的な進化カードとして扱えます。
デッキ構築のルールに準ずる以外は装備先に指定はないため日本では様々な事情で進化カードが存在しなかった爆丸の補強にも使えたり。
また同梱のコアには獲得したバトル中、表記されている数値分消費コストを減らして装備できるコアが用意されており進化に比べて格段に扱いやすいカードとなりました。
最後に
ということで引き続き”弊社3大バトルホビー”!「デュエマ」「ベイブレード」「爆丸」を何卒よろしくお願いいたします🙇♂️
— タカラトミー (@takaratomytoys) March 6, 2020
前作のラインナップ中断、コロコロコミック等のタイアップ無しと正にゼロからの再スタートとなった爆丸アーマードアライアンス。メーカーの言う3大バトルホビーの一角としてどう展開していくか今年も見守っていきたいと思います。