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オークションで競い合った後の手続き  48


裁判所で行われるオークションで家を競り落とした直後にすることです。

オークションが終わった直後は、競り落とした物件の頭金もしくは
全額を現金で払います。
手持ちのキャッシュが全額分なかったら、
取り急ぎ頭金を払って24時間以内に残りの全額を現金で払う。
その後物件の名義を自分の名前に変える手続きが終了したら、
(2週間ほどかかる)家のカギを受け取って、
晴れて物件の中身を見に行くことができます。
中に入るまで全く状態がわからないのでドキドキします。
カギをもらって開けてみると
ほとんど修理するところがない場合があります。
そういう時はすぐにマーケットに出しても構いません。
もちろん高く売りたければステージング(演出)は欠かせません。
インテリア小道具を持って行き写真を撮ってマーケットに出す。
運が良ければ購入した値段の倍近くの値段で売れる。

カギを開けてみて家の中が壊滅状態の場合は、そればそれで腹をくくり、
3ヶ月から6ヶ月のプロジェクトとして掃除や改装工事の始まりです。
買った物件の値段と状況にもよるが、
フリッピングで最も大切なのはリターン。
良いリーターンのためには時間が最も重要。
買った値段より高く売れるのは当然だが、
買ってからいつ売りに出すか。いかに最速で売りに出すか。

何をおいても早く改装をして売り切って初めて利益が出ます。

2週間?
2ヶ月?それとも半年?
中には7ヶ月、10ヶ月かかる物件もある。
10ヶ月以上かけるフリッピングはタフな精神力と経済力が必要です。
大きいプロジェクトの場合は時間がかかるのも仕方がないですが、
普通の一軒家の場合はそんなに時間をかけたくないものです。


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