不動産を所有すると一緒にくっついてくるもの 35
こんにちは。在米20数年の大家のママンです。
米国で家を購入したら一緒についてくるものは何でしょうか?
不動産のタイトル(家の権利、名義)です。
不動産のタイトル(家の名義、権利証)は、
カウンティー(法務局)のウェブサイトに登記されています。
自宅にも紙切れが送られてきますが、
それを大切に保管する必要はありません。
もう米国では何もかもがペーパーレスで
書類は電子で保存されています。
もちろんちゃんと取っておいても構いませんが、
不動産売却の際にはその紙切れは必要ありません。
なぜなら家の権利書は、カウンティーのサイトに
パブリックレコードとして明記されているので、
あれっ家の権利書なくしちゃった
などということにはならないので心配しなくても良いのです。
普通にお家を100件所有している人もいるので、
そのたびに、この家のタイトル、あの家のタイトルなどと探していたら
にっちもさっちもいかなくなりますし。
当然ながら、整理整頓の得意な人だけが家を持っているわけではないです笑。
むしろ全く整理整頓のできない人が
家をたくさん所有していることも多々ありますので、
よくできた仕組みだと思います。
アメリカでは自分がその家の所有者であるという事実は、
パブリックレコードになっていて誰でも見ることができるように
なっています。
アメリカの不動産はオープンでほとんど公開されているのです。
売却の際にはタイトルエージェント(不動産弁護士)という人が
名義の履歴を調べ、
名義を売り主から買い主に変更する手続きをしてくれます。
もはや紙切れを自宅で保管しておく必要はありません。
もうほぼ全ての書類はペーパーレスで電子サインででき、
電子で保存されていいるアメリカ。
ハンコの証明とか実印とか日本に帰ると色々あって、
昔と変わってなくて、なんて要領の悪い手続きなんだ
と思うことがあります。
まず紙の量が多すぎて。。。紙に書くほうが頭には良いと思いますが、
ビジネスをする上では非効率です。
話が思いっきりそれましたが、
アメリカでお家を購入すると付いてくる家のタイトル(権利書)は
パブリックに記録されていると言うお話でした。