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在米ママンの管理費って何が含まれている? 9

こんにちは。在米20数年の大家のママンです。

米国の不動産に投資をしていく上でどんな物件が管理しやすいか、いつも試行錯誤しています。失敗と成功を繰り返して自分の好きな物件を探しています。

コンドミニアムか一件家か。どちらが良いかというのは大家さんによって好みが全く異なります。ママンの場合は屋根の修理の問題や、庭の草刈りなどが面倒なのでそのようなメンテをしなくても良いコンドミニアムが個人的には好きです。

コンドミニアムのメリットは屋根やランドスケープに関する手入れは毎月払う修繕費に入っているのでオーナーが心配する必要はないからです。万が一修繕が必要になった場合も管理組合に報告すれば直してくれます。屋根などの修繕はだいたい20年に一度なのですが、あるコンドミニアムは昨年屋根を新しくしたので今後20年は大丈夫そうです。

他にも毎月の管理費・修繕費の中には水道代が入っていたり、電気代も全て含まれているものもあります。修繕費もエレベーターやプールの修理代が含まれているのと含まれていないのかは各コンドミニアムによって全く異なりますので購入する前によく確認しておきましょう。。。いえ、しておけば良かったと反省する出来事が先日ありました。

先日あるコンドミニアム(築25年)の管理会社から手紙が届きました。バルコニーの修繕は各オーナーの責任なので、どの業者さんを使っても良いからバルコニーを直してください。直したらお知らせくださいね、ペンキはこちらで塗りますから。と書いてありました。

ええ?バルコニーの修繕は毎月払っている修繕費に含まれていると思って購入したのに!?みたいな発見もあり、購入前にはあまり考えていなかった問題が発生して驚きました。

実は別のコンドミニアムのバルコニーの修繕作業が何年か前にあり、そのコンドミニアムの場合はバルコニーの修繕費も毎月払っている修繕費から賄ってくれたので、勝手にこちらのコンドミニアムもそうだろうと思い込んでおりました。今思えば購入する前にもう少し突っ込んで確認しておけば良かったんです。エージェントにお願いしてコンドミニアムの管理会社に問い合わせていたら、廊下や共有スペースは修繕費で賄いますが、バルコニーは各大家さん持ちですよと教えてくれたことでしょう。とはいえ確認を怠った自分を責めても今更自分を責めても時すでに遅し。ですが、次回はちゃんと確認しないといけない項目を学びました。

いずれにしてもバルコニーの修繕は20年から25年に一度のことらしいです。今年築25年目ののパティオを今修理しておけば当分心配することはないでしょう。というわけで業者さんに見積もりに来てもらったら、全て新しく取り替えるのに1500ドルとのことでした。
とてもリーズナブルなのでお願いすることにしました。物件のアップグレードにかかるお金は歯の治療と同じくらい必要なことです。バルコニーの手すりの木の柵の5、6本が痛んでいてそれだけ新しくするのでも良いと言われましたが、すべて新しく取り替えてもらう事にしました。そうすればこの先当分は心配しなくて良いのだから。

コンドミニアムを購入の際のポイントは毎月の管理費や修繕費には一体何が含まれていて何が含まれていないのかをちゃんと確認しておくことです。ママンの実体験から学んだアドバイスでした。

読んでくださりありがとうございました。


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