ブルーオーシャン戦略
「共通点」を探す
新しい事業を展開するにあたって、考えるべきことはお客様の「共通点」を探すことだそうです
「違い」を見出そうとする考え方とは、真逆なんですねぇ
業界の、垣根を超える?
不動産屋というと、土地・建物の仲介、買取再販、投資などのイメージが強いのでしょうか?
その中で「違い」、すなわち差別化を計ろうとすると仲介手数料の割引、個性的な不動産の開発、金融機関からの有利な融資条件の引き出しなどを考えるのでしょうか?
いずれにせよ、お客様のパイ(絶対数)は増えることはなさそうです
新たな、市場をつくる
ふと、20代の若い女性のお客様からご相談を頂きました
「賃貸のような小さな家では、インテリアプランニングの相談を受けて下さる方って少ないんですよねー」
家具(販売)とセットでないと、受けてくれない
プランナーさんの利益が薄く、受けたがらない
受けてくれるプランナーさんがいたとしても、やや高額になる
こんなことを、言われてきたようです
試してみる、価値がある
そこに、お客様の「需要」があって
「供給」する人がいない(少ない)
これまさに、ブルーオーシャン戦略の中で謳っている、チャンスそのものじゃないでしょうか?
それならば、自分でやってみる、そんな気持ちになりました
お察しの通り、私は不動産屋であって、生粋のインテリアプランナーではありません
善は、急げ
行動するなら、早い方が良い
一日で、たたき台をつくって、提案書をお客様に見てもらいました
https://www.canva.com/design/DAE_gaf7w84/view
とても、喜んで下さった
「実査に、購入を検討している家具を画像で使用して頂いたので、よりイメージしやすいです」
お客様からのコメントです
とても嬉しい気持ちになりました
ニッチな、市場か?
お客様ご自身は、「私は家具にこだわりがあり、賃貸でも、インテリアプランニングの相談をしてみたい、珍しいタイプの人間なんですよ」と仰っていたように記憶しているのですが、
ふと思ったのですが、本当に珍しいのでしょうか?
時間がなく、引越し先のインテリアについて、考える余裕がない
好きな家具があるのだけれど、引越し先のお部屋のイメージと合うか分からない
コンセント、TVジャック、インターネット配線差込口などを考慮した、使い勝手の良い家具の配置が分からない
自分の感性(方向性)を肯定してもらいたい
好きなインテリアに囲まれて、有意義な時間を過ごしたい
このような需要は、誰しも少なからずあると思うのだけど、
誰に相談してよいか分からなかったとか、
提供する側がいない(少ない)から、お客様自身が、そうした要望があることに気付いなかったということはあるのではないのかな?
続けよう
続けてみて、似たような潜在需要を持つお客様がいらっしゃれば、サービスは盛り上がっていくと思う
それを見越して、事業に関心を持ってくそうな、
感性ある人に声をかけてみよう
そもそも、そこに需要がないことが分かれば、方向修正をしよう
いつになってもビジネスは愉しい
「お客様は、何を必要としているかな?」
「本当は何をして欲しいのかな?」
「口には出さなさいけれど、本当はこう思っているのかな?」
そんなことを想像しながら、
少しでもお客様に、世の中に貢献できていると
勝手に妄想、自分に酔っている今が、一番幸せかも(笑)