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noteでIRはじめました

こんにちは。
ランディックスのIR担当の松村です。
当社は東京の城南エリア(世田谷、目黒、大田、品川、港、渋谷)を中心に不動産の売買、特に住宅用の不動産を取り扱っている会社です。
このエリアの不動産事業者としてはかなり有名だと自負しておりますが、株の銘柄、全国区での当社の知名度はまだまだです。
もっと当社の事業を知ってもらうことが事業自体にとっても、また株式市場における銘柄として注目を頂くためにも重要だなと思うこともあり、noteを使ってIRをスタートしてみようと考えた経緯があります。

今回は、初回なので当社の直近決算と事業のポイントについて簡単に概観していきたいと思います!

直近の決算状況

2023/2/21本日段階で、当社は3Q決算を出したばかりですが、基本的に創業以来、コロナ初年度を除いて増収増益を継続しております。

18/3期以降の年度業績推移

四半期ごとでは、ブレはあるものの、住宅用不動産を扱っていることもあり、不動産売買業種としては取引量が多く、比較的四半期ごとでも季節性やボラティリティは少ないです。


23/3期の3Q直近決算では、公約としている10%の経常利益を確保しつつ、年間の業績予想の売上高150億円、経常利益15億円をターゲットに順調に業績を積み上げております。
また後述しますが、当社では住宅用の不動産を販売している&顧客層が潤沢で販売コスト・労力が少なくて済むことから、在庫期間が短く(在庫リスクが小)、これによって良好な財務体質が確保され、強気な姿勢で買っていけるという好循環を生み出しています。

3Q時点で営業利益進捗は年の業績予想に対して87%。好調です。

決算サマリ

株主優待の導入

さて当社、2/13の3Q決算と同時にリリースしておりますが、株主還元強化の一環として株主優待を導入致しました。
WILLsさんがパートナーです。

総合利回りとしては700株保有ピークを設定しております。
当社では継続的な成長を目指しており(25/3期に売上高300億円、経常利益率10%)、ある程度長期保有前提の株主様に注目頂きたいという当社側の意図も含んでおります。

700株が総合利回りピーク

不動産業界初「仲介手数料チケット」がラインナップに

WILLsさんで運営する「プレミアム優待倶楽部」という株主様向けポータルサイトがありますが、ここに当社の仲介手数料割引チケットがラインナップ追加されることが決まっております。
これはつまり、他社さんの優待制度でコインを持っている株主様から、当社事業に注目して頂ける機会を増やすということでもあり、当社の顧客層(年収1000万円~)との親和性も高い取り組みだと考えています。

株主優待

当社の事業

事業領域は?

当社の事業領域は、不動産売買における、特に住宅用不動産に特化して事業運営を行っています。
さらに、当社は戸建用不動産に特化しております。
「せっかくの人生最大の買い物である住宅というものをもっと素晴らしい体験に、もっとカッコよく、もっとリーズナブルに」という想いを基本方針としております。
特に、注文住宅用の土地を扱う不動産事業者としては東京、城南エリアでは圧倒的な知名度、地場ネットワークを有しています。

市場規模

「事業領域・エリアが狭くないか?」という問い合わせをいただくことが有りますが、東京エリアの住宅売買の市場規模巨大であり、まだまだ成長余力があると考えています。

当社の競争優位性は?

① 良質で潤沢な顧客層
当社では、口コミリピートが全成約の30~40%を占めており、これが安定的な売上・利益の創出につながっています。
特に富裕層のお客様は紹介という文化が強く、同業他社からして短期的な摸倣は不可能な強みとなっています。
また、不動産という高額な取引であっても、リピート取引が発生するというのも当社顧客層の特長といえます。

顧客層

② 戸建ノウハウ
当社は戸建専門で事業活動を行っており、土地の取得から建物感性まで一気通貫でサービスを提供できるという強みがあります。
事業としては、最終的に住宅建築領域でもキャッシュポイントを保有しており、高い不動産ノウハウが収益力に繋がっているといえます。

ビジネスモデル
建築マッチングsumuzu事業

③ 強い財務体質
不動産事業者の95%以上は従業員数10名以下(ほとんどは5名以下)の小規模事業者です。
不動産売買における成長のドライバーは仕入力の強さですが、高い自己資本比率を有し安定的な仕入資金(銀行融資)を確保できること、上場していることで信用力を確保している点は大きな強みとなっています。

④販売機能+仕入機能の両輪サイクル
当社では100%子会社(グランデ)で仕入を行い、親会社であるランディックスで販売を行うという営業体制をとっています。
実はこれ、不動産業者の中でも、おそらく一般の投資家の方々が思うように「当たり前」ではありません。
意外と、不動産を「仕入れ」て「売る」という機能を社内に持っている会社というのは少ないです。

というのも主に下記のような事情があるからです。
■ 財閥系をはじめ大手不動産会社と呼ばれる会社はほぼ仲介のみ(在庫リスク懸念)ネームバリューがあるため自社仕入はせず手数料ビジネスに徹していたほうが事業の安定性が高い。※これは私の私見ですが的外れではないと思います。)
※当社のような成長志向企業は成長していくためにもリスクをとって業績をたたき上げていく!それも事業運営のカタチだと思っています。ここで、どちらがいい、ということを主張しているのではないです。
■ 仕入に徹して、販売は仲介をしている地場業者に任せしまうことで管理コスト、非効率人材のサンクコストをカットしている。(採用コストも結構重いですものね。)
■中小規模の不動産事業者だと仕入の財務力が無い、もしくは景気変動リスクに耐えられないため、そもそも在庫を持てる財務内容ではない場合もあります。(不動産事業者の98%程度は個人~小規模法人でそれが普通です。

当社の社長ってどんな人?

当社代表の岡田和也は、小さい頃は野球少年で、いまはトライアスリート。
(最近はゴルフの方が多いようですが。)
小学生の頃から「社長になる。」という夢は持っていたそうです。
元々、目黒区の自由が丘で生まれ育ち、その地域に知人・友人が多く、その紹介が創業初期の不動産事業の飛躍にもつながっています。
個人投資家の皆さんの反応を見ると「写真だとちょっと怖そうだけど動画だと大分ソフトな印象」と言われます(笑)。
是非決算の際は動画をご覧ください。

当社の成長戦略

ここからは、当社の成長戦略について簡単にご紹介します。
まず、中期経営計画として25/3期に
・売上高300億円
・経常利益率10%

を掲げております!

中期経営計画までの業績成長イメージ

事業エリアの拡大

当社は現状城南エリアを中心に事業運営を行っておりますが、特に文京区、中野区、杉並区、豊島区を中心にエリアを拡大する方針を持っています。
(ノウハウをそのまま横展開!)
順調に拡大は進んでいます。

収益事業強化

当社の顧客層は富裕層が多いのですが、住宅をご購入後「収益不動産が欲しい」というう声を、以前から数多く頂いておりました。
節税対策用、資産運用、資産保全、親族での購入など様々なケースがありますが、やはり資産ポートフォリオの中で不動産がしめる役割は大きく、そういったニーズに当社もしっかりと対応していこうというのがスタートのきっかけです。
顧客層が既存の住宅事業と同じであり、顧客データをマーケティング、販売戦略にそのまま生かせるというのが大きな事業メリットです。
こちらも、順調に拡大しており、売上全体の30%程度を目安に継続的に取り組んでいきたいと考えています。

収益用不動産シリーズ

当社には1級建築士が3名(その他建築士複数)在籍しており、デザインにも注力しており、住む人の気持ちよさ、景観などにも注力し、ハイセンスな不動産開発を目指しています。

人員増強

不動産ほど大きな買い物でもやはり最後は「人」で決まる、という側面もあります。
特に不動産仲介では、市場に流れている物件の場合は勝負は「人」です。
当社の場合は、自社のオリジナル物件も常時数十物件取り揃えているので、そういった母体の強さはもちろんあるのですが、人員増強は大きな成長のポイントです。
高い生産性を維持しつつ、今後も成長をめざしていきます。

データ活用

当社のお客様は富裕層です。
顧客データの蓄積によってマーケティング、販売戦略立案、何より販売コストの低下が当社のもつ優位性の一つであることは前述しましたが、このデータを順調に積み上げていくことで、より効率的な事業運営(規模が大きくなっても営業効率を落とさない!)を継続することが重要だと考えています。

顧客データ数累積経過

これからもよろしくお願いします!

日々、個人株主様からのご連絡、質問、時にはお叱りなども頂きますが、これからも期待に沿えるよう、さらに注目頂けるよう頑張っていきます。
月1更新目安としつつ、なるべくタイムリーな情報発信ができるように致します!

最後までお読み頂きありがとうございました!

(IR担当について)

執行役員経営企画部長 松村隆平
管掌はコーポレート部門全般+新規事業。
趣味はピアノと司馬遼太郎読書。好きなものはウナギ
Twitterやってます↓↓↓是非フォローお願いします。

経歴:
新卒は住友電気工業株式会社にてトヨタ事業者担当のワイヤーハーネス営業。
その後、総合環境計画株式会社で水資源機構、国交省、各官公庁における建設コンサル領域を経験。
2015年より株式会社ランディックスへ営業として入社。当社における東証マザーズへのIPO準備をキッカケに経営企画部へ。

学歴:
千葉県立船橋高等学校
中央大学法学部法律学科
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(経営学修士MBA)

資格:
統計調査士、宅地建物取引士、認定IPOプロフェッショナル
その他簿記、FPなど。

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