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ランダウの理論ミニマム

ランダウの弟子になるためには理論ミニマムという試験を突破しなければいけませんでした。この理論ミニマムの問題と解答を紹介します。

はじめの2科目は数学で、「不定積分(実数関数で表された)をしたり、普通の標準タイプの微分方程式を解く能力、ベクトル解析とテンソル解析の基礎などが要求された。第二回目の数学の試験には、複素変数関数論(留数の理論、ラプラス法)の基礎が入っていた。」
その後の物理の試験は、「力学、場の理論、量子力学、統計物理学、連続媒質の力学、マクロの電気力学、物理的運動学(相対論的量子力学と言う説もあり)」と続きます。これらは有名な教科書、理論物理学教程に沿った試験になります。

ここでは、Abanov さんが「量子力学」の試験問題を公開されている
http://people.tamu.edu/~abanov/QE/TM-QM.pdf

ので、日本語訳とそれを全問解いてみた解答(?)を公開したいと思います。問題の難易度は様々で、教科書に乗ってるそのままの問題から、当時の最先端の話題である、Cooperペアリング、Aharonov-Bohm 効果などの問題もありました。

解答は略解で不十分かつ、まだ本気を出してないところがありますが、ここはおかしい!とかありましたらご連絡ください。

ちなみに問題の解答でランダウ・リフシッツの量子力学の教科書を参照していますが、日本語の本は絶版なので英語版を参照してください!


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