日清食品・トリプルバリアってなぜすごい?
日清食品は「カップヌードル」などの即席麺が事業主力ですが、2000年から通販事業に取り組んでいます。
事業全体では6692億円(2023年3月期)と比較すると通販事業は小粒であるため詳細な売上は開示されていないですが、日本ネット新聞社でのインタビューでは「通販売上高100億円が射程圏内」とダイレクトマーケティング部 部長 佐藤真有美氏が回答しています。
2023年11月、ライオンの「ラクトフェリン」シリーズなどの機能性表示食品事業の一部を譲受し、通販事業をさらに強化。
今後の成長が期待される同社事業の1つです。
そんな通販事業を牽引するのが「日清食品・トリプルバリア」です。
日清食品・トリプルバリアとは?
「日清食品・トリプルバリア」は食べる前に飲んで、脂肪・糖・塩分の便への排出を増やすヘルスクレームの粉末飲料で2020年に発売しました。
機能性成分として配合しているのは天然食物繊維「インドオオバコ (サイリウム) 種皮」であり、日清食品は20年以上にわたって研究を続けている素材の1つです。
サイリウムの「便通改善効果」は既に知られていましたが、「食事から摂取した脂肪、糖、塩分の便への排出を増やす」効果については日清食品の研究により明らかになり商品化が実現しました。
2024年4月現在、フレーバーは3種類あります。
水に混ぜて飲める「青りんご味」「甘さすっきりレモン味」と、お茶やジュースなどに混ぜて飲める「プレーン味」の3種類を販売しており、いずれも価格は30本入り・5,000円です。
2024年4月現在のCMではチョコレートプラネット出演しており非常に印象に残るCMで、効果的に製品の魅力を伝えています。
通販での継続率は94.7%を誇り、顧客満足度が非常に高い製品。
2020年の発売以降、シリーズ累計2500万本販売しています。
そんな日清食品・トリプルバリアが、プロダクトとして優れてる点を調査しました。
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