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無料教材でAWS SAA-C03に合格した話

1 最初に

2024年8月にAWSのAWS Certified Solutions Architect - Associateに合格しました。合格するためにやったことや合格前の状態など詳細に語っていきます。

2 勉強前の状態

・社会人なりたて
・2024年4月にはじめてAWSに触れる
・クラウドという言葉をなんとなく知っている程度
・事前に取得していた資格
 基本情報、AWS CLF

3 時系列

2024/04 はじめにAWSに初めて触れる
2024/04 月末にAWS CLFに合格
2024/05 GW明けにSAAの勉強を始める
2024/06 半月ぐらい業務が忙しく勉強せず
2024/07 コロナに感染し2週間ぐらい勉強が手につかなかった
2024/08 月初めにAWS SAAを受験し、合格

4 使用した教材

勉強のために使った教材を紹介します。

4.1 無料WEB問題集

無料で焼く100問の問題を解くことができる。答えを選ぶとすぐに答えと解説を確認することができる。
5月のはじめはこちらを使っていた。

しかし、後で知ったがこれは本番の試験問題は意識されておらず単純な知識のインプット、アウトプットに使うといいだろう。
最初はこの問題集から入るのはいいかもしれない。ただ101番以降は見ていないのであるかもしれないが。

4.2 Ping-t

いろんな試験の問題集があるがAWSのところの最強WEB問題集をクリックすると問題集が現れる。2024年8月現在で700問以上の問題集がすべて無料でとける。有能。

問題集をみると一番下に【試験レベル】とある問題は試験さながらの問題なので、最初はこの問題のチェックを外して基礎的な問題を解いた。

6月の末ぐらいから【試験レベル】だけにチェックをいれて、ひたすら何度も問題を解いた。最初は正解した/間違えた問題の解説にあるAWSの説明をすべてノートに書き写した
10問解き終わったら書き写したノートを見て「このAWSはこういうサービスで、こういうオプションがあって…」という感じでひたすら頭に叩き込んだ。

ちなみに最終的にスコアは下記のようになった。


5 試験当日

試験はCBT試験(いわゆるテストセンター)と自宅で受ける方法の2つがあるが、私はCBT試験を選択。

5.1 試験当日の流れ

テストセンターに入ったらまず受付で自分の名前を伝える。
ここで私は試験開始の5分前ぐらいギリギリになってしまったので、受付から「もう少し早くきてくださいね」と注意される。公式サイトには15~30分前に来いって書いてあった。

身分証を2つ提示し、ひとつは試験終了まで携帯する。
用紙を渡され、自分の名前を書いたら再び受付に渡す。しばらくするとよばれるので写真撮影とタッチペンで名前を書く。

身分証とクリアファイルをもって試験室にGo.
すわると画面に案内が表示されるので丁寧に進める。ちなみに時間は140分だが、最初の案内の時間とアンケートの時間がそれぞれ5分なので実際の試験時間は130分。

試験の案内(5分)
→試験(130分)
→アンケート(5分)

詳しくは公式サイトへ。

https://aws.amazon.com/jp/certification/policies/during-testing/

5.2 試験の手ごたえ

試験は12:00~14:40の140分だが私は100分ほどかけてじっくり解いて、あとの30分で見直しして残り5分ぐらいで見直しを完了して終わった。

終わった直後は別の意味で「終わった…」と思った。65問の問題の中で絶対これ!と思って選択した問題は10問もなかったと思う。ほかすべては「たぶんこっち?」か「わからんからこれ!」で選んだ。

5.3 問題の傾向

試験はPing-tの【試験レベル】のような問題がほぼすべて。というか100%って思ったほうがいいかもしれない。基本的に単純な知識を問う問題はほとんどない。

よく出たAWSはまずストレージはS3、DynamoDB。この2つはS3のライフサイクルやDynamoDBのDAXなど細かいサービスの知識まで何度も聞かれた。ほかにもFSxやEFSも出たと思うが、どちらを選ぶかなど詳しい知識は聞かれなかった。RDSも少しでたかな?

また、仮想サーバーとしてEC2はほんと何度も何度も聞かれる。EC2に関係するところでALB,NLBなどのロードバランサー、AutoScalingに絡んだ問題がよく出る。

他はセキュリティやAIに関係するサービスなどがあったかという感じ。ちなみにPing-tをやっていても「なにこれ?」という見たこともないサービスがいくつかあった。

6 結果発表

試験は12:00~14:40だがテストセンターを出たのが14:00前ぐらい。
アンケートを表示された後の画面をみると「試験結果は5営業日内に発表されます」的なことが書いてあった。しかし、ネットの同じような記事を見ると、
・不合格だと発表までに時間がかかる
・合格だと当日の20-21時に発表される
・試験終了時間が遅いと翌日の5時以降になる

など書いてあった。ただ言えるのはCredlyと連携しているとAWSの通知より早くくる(合格した場合)。公式サイトから連携できるので事前に連携しておこう。


私の場合は下記の通りだった。
12:00 試験開始
14:00 退出
19時すぎにCredlyからCongratulationsメール受領(ッシャァ!)
19時すぎCredlyメールから2分後にAWSからメール受領(いやかわらないじゃん

点数は761/1000で合格。

7 まとめ

AWS試験はとにかくアウトプット!知識を固めたら何度も問題を解いてパフォーマンス向上ならこれだな、コスト改善ならこれだなという感じですぐ知識が出るようにすると合格は近い。

実際にAWSを触れるならなおよし!

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