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みんなが車によく塗っている「錆転換剤」って意味あるの??まあ、ほぼ意味無いんだけどね。

こんにちは。筆者はよくマイカーの修理をしています。
修理しているときに錆転換剤というものを塗った際、理系院卒の筆者は疑問が浮かびました。

「本当に錆転換塗ったら赤錆Fe₂O₃から新しいサビの発生を防ぐ黒錆Fe₃O₄に転換されているの?」

化学が得意だった筆者としては信じられませんでした。

結論から言うと含有成分から見ても、錆転換剤は赤錆Fe₂O₃を黒錆Fe₃O₄に転換なんてできません。(ぶっちゃけ、錆転換剤なんて塗ったところで、錆が裏で進行してしまう、、、)

錆転換剤の謳い文句の「赤錆を「黒い」錆に変えている」のは事実ではありますが。。。。

今回はそれを説明しようと思います。



実際に錆転換剤を使ってみたときの話

大学自動車部に所属していた筆者は古くてボロいエボⅤを所有していました。今も所有していますが。

とあるときに、近くの別の大学自動車部の部員が22万円でエボⅣを売るという話がありました。(もう、7年以上前の話です。)

今の相場だと、絶対買えない値段ですが、当時はそんなものでした。

図1_買った22万のランエボ

外装は写真のように綺麗だったので、別の廃車のエボ5の部品を組み込もうと考えました。

エボⅣのエンジンはエボⅤのエンジンより耐久性が低くブースト圧もあまりかけられないので。

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