移住に失敗する人、うまくいく人

こんにちは、英語コーチ兼現役在外中央政府オフィサーのノリコです。今日は、移住に失敗する人と、うまくいく人の違いをお話します。

憧れの海外移住を果たしたものの、結局上手くいかなくて帰国…こんな失敗したくないと思うのは当然ですよね。失敗する人とうまくいく人の違いって何でしょうか?原因はずばり、、、

準備不足と情報不足

多くの人が、海外移住を簡単に考えすぎている、良い面のみを見ている、ということが失敗の根本原因です。詳しくお話します。

まず、準備不足について。自分が移住した後のことをどれだけ具体的に考えられているでしょうか?まずはビザ。まさか、「日本人はビザ不要でほぼ世界中どこでも行けるか大丈夫~」と思っている人はいませんよね?それは観光ビザ(3か月未満の滞在)が不要という意味です。長期間住む場合や、現地で就労する場合はビザの取得が必要です。次に収入。仮に東南アジアなどの物価の安い国に移住するとしても、収入0で生きていくことは不可能です。現地で何か仕事が見つかるだろうと安易に考えて渡航した後で、職探しの困難さに直面するケースが多々あります。

次に情報不足について。移住先の国について、どれくらい詳しく知っていますか?もしあなたの移住先の国の知識が観光ブック程度なら、残念ですがその移住は失敗する可能性が高いです。何事も善し悪しがあります。良い面だけでなく、悪い面もきちんと事前に調べておかないと「こんなはずじゃなかった」と痛い目に遭うことになります。現地の人が話す言語は?生活環境は?治安は?1月当たりの生活費は?病院などの生活インフラは?調べておくことは山ほどあります。日本は世界でダントツに便利な国なので、日本より便利さが上の国を探すのはまず無理です。日本の生活を基準に考えていると確実に失敗します。

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じゃあ、こういった失敗を回避するには、どんな条件をクリアしておくべき条件は何かというと、

①生活を支えるだけの収入を得る能力があること。

②最低限の言語能力(英語または現地語)。

③日頃から入念な情報収集をすること。

住めば都と言いますが、それが通じるのは日本国内だけです。一見良さそうな国でも、ビックリするような現地事情やお国柄がある場合もあります。慎重な検討をおススメすると同時に、海外に住むことは毎日が新鮮で世界の多様さを肌で感じられる素晴らしい機会でもあることをお伝えします。日本にいては感じることのできないダイナミックな異文化体験ができます。海外移住を検討しているのであれば、ぜひ準備を万全に整えて大成功と言える移住を果たしてください。

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