読書記録:成長マインドセット

成長したい、人間関係をうまくいくようにしたい、そういう悩みは、たくさんありますよね。

私自身、もともとの専門であるコンクリートに関する知識をきちんと身につけたいと思うし、でも仕事もきちんとこなしたいし、趣味である作編曲もうまくなりたいし、ということで成長したいものがたくさんあります。

残念ながら、仕事をし始めて15年、直接指導?教育?をする後輩をもったことは一度もなく、先輩職員が下位職についているだけ、という状況なので、後進指導に関する悩みはないのですが。


さて、本題ですが、この本は、そういう悩みを抱えている人がよむべき本、だと感じました。

マインドセット、ということもあり、考え方の整理学を提示してくれているような内容です。

普段見えていることは、氷山の一角。
結果には、人格・経験・思想とかいろんなものが隠れている。
これが第一章に。

人は、知らずしらずのうちに、悩むことで成長や選択にブレーキを踏んでいるよね。これをわかることが重要。
選択したらブレーキ踏まない覚悟をもたなきゃ意味ないよ。
自分がやっていることに責任感をもたないと(自分のこととして捉えないと)何も解決しないよ
結果は誰にもわからないけど、それをしようとする行動は選ぶことができるよ
自分が影響できる結果についてのことなのか、影響できないところなのかを判別しないと駄目だよ
というようなことが第二章に。

ブレーキには、大きな子供ブレーキがあって、人は大なり小なりそれをもっているから、認識しないといけない、というのが第三章に。

自分の描く成長の方向と、所属しているところが同じ方向を向いていたらそれに沿うように、逆を向いていたら間を埋めていくことが考えられる。これが第四章に。

第五章には、モチベーションの根源(現物的自己成長、自己実現的自己成長、他成長、社会貢献)

最後にちょろっとでてくるのが、成長と能力の相互作用によるスパイラルループ。成長することで、氷山全体が大きくなる。

悩み(ブレーキ)・内在する子供性(大きな子供ブレーキ)を踏むことなく、自分の理念(軸)をもち、motiv(動機)をもつことで、これらが成長スパイラルループの強い推進力になる、ということ。

巻末に、本の説明等が書かれているページへのURL(QRコード)がついていました。


社内研修なんかに使える資料もダウンロード可能になっています。途中で書いた氷山なんかも、ダウンロード資料にかかれていますので・・本を読まなくても概要がわかってしまうかもしれませんが・・



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