帝室技芸員の重さ
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⚠️昨日投稿出来なかったので、翌日金曜日に投稿しています。定時に上げられず、すみません……
さて。今日も、ひとり言と本文の二本立てです。
目次からお好きなサブタイトルへどうぞ。
今日のひとり言
先日、ぼんやりとスマホを見ていたら、面白い記事があったので共有します。
価格は約75万円、カネゴンが15体だけ有田焼になった(映画ナタリー)
いやースゴイ精巧ですね!
有田焼には素晴らしい陶工さんがいらっしゃると一目でわかる素晴らしい作品です。素晴らしい。大事な事なんで3回言いました。
こういう人が、横浜で個人活動されている可能性もあります。
目を皿にして探さなければならないですね……
帝室技芸員の重さ
横浜眞葛焼の開祖、初代宮川香山は、
1896年(明治29年)に、陶芸界で二人目の帝室技芸員に任命されました。
……帝室技芸員って、何?
って思った方は、ぜひ続きをご覧ください。
明治23(1890)年に皇室が主導で行った、日本美術・工芸家の保護奨励を目的とした制度です。廃仏毀釈で歴史的価値の高い作品が多く破壊されたことを懸念してという考察もありますが、明治維新で日本の伝統文化が低迷していることを憂いた人たちがいたのは間違いありません。
国の誉れ。帝室技芸員に選ばれるとですね、厚待遇です。
年金ももらえますし、制作活動費ももらえます。
制度が廃止された昭和19(1944)年までの55年間に選定はたったの13回。
全部で79名が任命されているのですが、
宮川香山はその史上20番目のお方であります!!
わぁー!!推しが輝きすぎて目が、目が……👀
もちろん、任命されたのは陶芸家だけではありません。
画家、彫刻家、金工、漆工、刀工、写真家とかもいます。
いやーなんて庶民の私からは遠いお話……(遠い目)
任命されたからには、色々なお役目があったようです。
帝室技芸員から人間国宝へ
現在、帝室技芸員に替わる制度として、文部科学省が行っている人間国宝(重要無形文化財)というものがありますが、これは聞いた事がある方が多いでしょう。
人間!!国宝!!字面を見ただけでも凄さが伝わります。
帝室技芸員と人間国宝の明確な違いというと、
帝室技芸員:日本の美術工芸を外国に広める。
人間国宝:伝統文化の保護。
とのことで、目的が異なっているようです。
🍵最後までお読み下さってありがとうございました。
🍵段々と日差しが暖かくなってきましたが、油断せずお身体にお気をつけください。
次回は陶技って門外不出なの?について、お話したいと思います。