眞葛焼の復興アイデア②
🍵宮川香山を愛するあまり眞葛焼の復興を目論むnoteに、
ようこそお越しくださいました🥰🥰🎶
🍵前回、リサイクル粘土について造詣の深いnoterさんに画期的なアドバイスを頂き、早速リサイクルを横浜市がどれくらい意識しているのか調べました📝
トピックスから、ご興味のある所にすぐに飛べます。
よろしければご活用ください。
今日のひとり言
陶磁器は、捨てるときは、もえないごみです。
最近は耳にしませんが、
「ご家庭内でぇ、ご不要になりましたぁ、テレビ、ラジカセ、冷蔵庫などのぉ、電化製品……なんでも、回収いたします~!」
って大音量スピーカーで街を回っていた不用品回収業者、あれ、違法業者だったんですね。
横浜市のホームページに、
横浜市での一般廃棄物収集運搬業の許可がある業者は、スピーカー等で宣伝をしながら要らなくなったものを回収しません。
スピーカー等で宣伝している業者にごみ処理をお願いしたら、回収は無料だったが高い処分料金や作業料をとられたという相談もあります。
……と、明記されていました。みなさまもお気をつけくださいまし。
横浜市におけるリサイクルへの取り組みについて
横浜市資源循環局業務課が発表しているパワポ資料が分かりやすかったので引用します。
この資料は、横浜市が来年には10%のごみ資源の削減、そして50%の温室効果ガスの削減を目標に掲げていると記してあります。
3Rとは、
リデュース=廃棄物の発生抑制
リユース=再使用
リサイクル=再資源化
の3つのRの頭文字を取っています。
詳細は下記リンクが分かりやすい説明です。
横浜市の分別収集後のリサイクルの流れ
・缶、びん、ペットボトルの場合
資源選別センターで、品目別に選別し、圧縮・梱包などの加工をする。
入札によりリサイクル事業者を決定。
資源化の方法や製品化を事業者が行い、再生利用化。
消費者の手に渡る。
こんな流れになってます。
平成28年度の横浜市のリサイクル収支
なんと、253万円の赤字なんです!!
私の検索下手のせいで現在までの流れが分からないのですが、こういう感じが続いているなら……😭
市政と国政のリサイクルの取り組みについて
行政・消費者・産業界等が緊密な連携を取れるよう、
平成3年9月に設立された、
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会
の会員団体は、ご専門の内容を見てみると、
ガラス、アルミ、スチール、紙、布、泥土、自動車、プラスチックなど。
残念ですが😢陶磁器の再生は念頭にない様子です。
陶磁器リサイクルの現実
実際、リサイクル陶器と銘打たれたものを、私はまちで見かけたことが一度もありません。
もしかしたら、そう名乗っていないだけであったのかもしれませんが、なぜリサイクル陶器を滅多に見かけないのでしょう。
私にリサイクル陶器を提案して下さったnoterさんのお話だと、まずは個人でのサンプル制作をするようにとのご助言でした。サンプルを作るには、各論文を読み理解し、苛性ソーダなどの危険な薬品の取り扱いを熟知し、臼などの装置を購入、然るべきスペースに設置するとのことでした。
ワンルームでギリギリの生活をしている私には、とうてい不可能な試みです。
リサイクルまでの準備が、ただ溶かすだけで済むガラスと違い、専門知識と技術、労力も膨大にかかる陶器のリサイクルは、大きな規模、つまり横浜市や政府が主導で行う程のメリットがありません。
しかし、リサイクル粘土を使った食器を、
瀬戸の愛知県と美濃の岐阜県は行っている。
ということは、可能性を否定するのは尚早なのではないか、とも思います。
横浜市が設立したリサイクル専門の公益財団法人
横浜市は今、ちゃんと3Rを見つめています。
横浜のリサイクル事業のコンサルなどもやっている会社
桜木町近辺の清掃活動もしている会社です。
実際、横浜でリサイクル陶器をやるのならどこに相談するのかが、少しイメージできました。
先ずは技術的な知識を得るために、このアイディアをくださったnoterさんの仰っていた、
町田市立博物館と、安諸一朗さんの陶芸教室に、足を運びたいと思います。
眞葛焼は審美性を極めた陶派です。
リサイクル粘土の質がどれほどか、実際に見る必要があります。
所感
私はいつも、自分が活動していることをすべて旦那さんに話しているのですが、
と、冷静な意見をくれました。
ホント、仰る通りなんですよ……💦
それだ!🤸🤸♂️🤸♀️
初代宮川香山は、いつも業界で革新を興す販売戦略を練っていたお方でした。濤川宗助、鈴木長吉、海外デパートとのコラボなどがその例です。
当時は海外コラボというのは、あまり見られなかった手法でした。
初代香山は本当にすごい❗️かっこいい‼️尊い‼️
……失礼しました。
眞葛焼の最大の功労者と呼ばれる山本さんも、ティファニーとのコラボを当時していなかったかと今もマクズ×ティファニーを探しておられます。
超有名アーティストが、横浜のリサイクル粘土を使って、横浜との友好を示し、さらにはそれをマクズ・ウェア・コラボとして発表する。
おおお、良い感じに現実的?になってきた。
宮川家ご当主の眞さんは、香山を越えられなければ香山を名乗る資格はないと仰っています。私の技術ではご納得いただけないのは明らかですが、超有名アーティストがマクズ・ウェア・コラボを名乗る分には、納得していただけるのでは……?
超有名アーティストは当然多忙です。
リサイクル粘土の技術的、労力の非効率からして、短期協力を仰ぐ形になります。
キャンペーンですね。
短期的、単発でさまざまなアーティストにお声掛けして、
横浜と眞葛焼サイコーだぜと言ってもらう。
資金は横浜市の助成金とクラファンとかで賄う。
ああ、仲間が、なかまがほしい……
私の目論見に賛同してくださる方を探さねば……
横浜が大好きで、陶芸も大好きで、香山も好きになってくれる方、大募集中です!!
せまいよぅ…とても限定的な条件だよぅ……
参考資料:
この記事のアイディアを下さったのは、noterでありタイの少数民族モン族の窯業の研究を始め様々な陶技に精通していらっしゃるNgo Hamsaさんです。心からの敬意と感謝を申し上げます。
引用一覧:
横浜市公式のホームページ
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/shigen/bunbetsu/
横浜市資源循環局業務課のパワーポイント
https://www.3r-suishinkyogikai.jp/data/event/H29RR7.pdf
公益財団法人横浜市資源循環公社のホームページ
武松商事株式会社の公式ホームページ
……なんか、5.3計画とか、調べれば調べるほど情報が出てきます。検索下手🔍はかなりネックです。
今日はここまでにして寝ます……