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選択の先

将来について、悩んだ。悩んでいた。

つい最近まで就こうとしていた業種。
今まで学んできた分野だし、嫌いじゃないからいいかなって思っていたけど。

なんか違う。
ずっとこの選択は違和感があった。
嫌いじゃないし、やりたくないわけでもない。
でも、好きじゃないし、やりたいわけでもない。

「これは本当に自分がしたい選択?」
ずっと何か就活するたびにこの一文が頭を過っていた。

どこに違和感がある?何が私をそう思わせている?違和感とズレはなぜ生じた?
もっと言ってしまうと、この仕事をしているときの想像ができない。

私にとって想像できないというのは、その先が断たれているのと同義だ。
断たれている、つまり、未来がない。

本当にそこに私の居場所があるの?
いや、こうだな。

それは好奇心が刺激されるの?
私はいいと思ったものに向けて走りたいのではないの?

この違和感に納得した。
この選択は、本心からじゃない。

変えよう。
変えてから、また選択の精査をしよう。

それでいい、それでいいのだ。

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