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セカンドパートナー

【セカンドパートナー】

不思議な言葉ですよねぇ。

最近、単発・継続共にこちらのセカンドパートナーに関するカウンセリングが増えています。

セカンドパートナーって、既婚者同士が恋愛感情を持った関係になる事ですよね。


お互いに本来のパートナーがいるのに、恋愛感情を持った関係になるって不倫とどう違うのさ?

ダブル不倫でしょ?


私、セカンドパートナーという言葉を知った時、素直にそう思いました。


セカンドパートナーと不倫の違いって、簡単に言うと…

”一線を越えているか”

つまりプラトニックな関係という事です。


そのプラトニックな関係こそが、苦しみの種となり、種が芽吹き、長く太いツタとなって、キリキリと少しずつ締め付けていく…


最初は、一人の男、一人の女に戻れたという喜びにも似た感情で、結婚生活では味わえなくなった ”トキメキ” や ”心に与えてくれる淡い刺激” が日々の活力となり、マンネリ化した日常に華を添えてくれて、このまま楽しい日々が過ぎていくように思える。

セカンドパートナーがいるから、あの人がいるから、家庭を大事にできる。
辛い仕事も頑張れる。家事・育児も楽しくできる。



ー セカンドパートナーは心の支え ー



しかし、そんなに上手くはいかないですよね。

そこから生まれてくる苦しみは人それぞれですが、心の支えにしている相手だからこそ、気が付いたら溺れてしまっていて、苦しみの種が育っていた…なんて事もあるようです。


気が付いたら溺れてしまっていたからこそ…

・一線を越えたいという感情が抑えられなくなってきている。

・もっと一緒に居たい!!

・セカンドパートナーが本来のパートナーになる運命なのでは?と考えてしまう。

・感情が抑えられなくなり一線を越えてしまった。(←不倫関係に突入)


苦しみは十人十色。


一般的な恋愛や、夫婦関係の悩みなら友達に相談したりもできますが、セカンドパートナーという”秘密の恋”の悩みは気軽に相談できません。

苦しみから解放されたくて、悩んで、考えて…一体、自分はどうしたいんだろう?と分からなくなる。
分からないまま、なんとなくの現状維持。苦しみから解放されることはありません。


私は、セカンドパートナーや不倫関係のような婚外恋愛について否定も肯定もしません。


それは、カウンセラーとして中立な考え方でいたいからです。

…というのは、着飾り過ぎ。

本心は、誰にでも起こり得る事だと思っているからです。


夫婦関係に悩んでいたり、家庭がうまくいっていないと感じていたり、そんなちょっとした隙に、スッと入ってきやすい事象だと思っています。

ただ、婚外恋愛は後々自分を苦しめ、パートナーや家族を傷つけてしまう行為。
足を踏み入れるなら、人として相当な覚悟が必要です。

婚外恋愛に足を踏み入れて、苦しみの種が芽吹き、長く太いツタがキリキリと締め付け始めたら、それは心の整理をしっかりとするべきタイミングなのかもしれません。


あなたにとって本当の幸せはなんですか?




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