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共存することにした

我が家では庭を友人夫婦に開放し、主に週末に家庭菜園を楽しんでいる。
もちろん、完全無農薬、できるだけ自然農に近い形で栽培をしている。

わたしはメークイン、枝豆、ほうれん草を植えただけだが、友人がトマト、ナス、ピーマン、きゅうり、サヤエンドウ、かぼちゃ、大根、二十日大根などを植えてくれて、今晩も収穫したナスとピーマンを使って麻婆茄子をいただいた。
野菜は、人類と共生することを選んでくれた植物、ありがたい。

先日も畑仕事をしに来た友人たち。
帰り際、夫くんの方が素っ頓狂な声をあげた。
「ambre大変だ、スズメの巣があるぞ!」

呼ばれて飛び出てびっくりした!
スズメではなく、そこにはスズメバチの巣があったのだ。
夫くんもびっくりして言い間違いをしたようだ😅

石楠花の枝にできていた巣

我が家には3メートル以上はある石楠花(シャクナゲ)の木があるのだが、その
枝の間に10センチほどのマーブル模様の巣ができていた。

そのときは友人たちがいたせいか、何となく早く駆除しなくては……、という方向に話が落ち着いたのだが、友人たちが帰った後、家人にもスズメバチの巣のことを話したら、わたし同様全然気が付いていなかった😳

石楠花の少し前に物干し竿があって、その日も洗濯物を干したりしていたけど、スズメバチは全く姿を表さなかった。
家人も犬を庭に出して用を足させたりしていたけど、側に寄ってきたり威嚇されたりしたことはなかったとのこと。

よく見ると、巣の入り口に3匹ほどハチがいるのがわかって、写真に撮って拡大して調べたところ、コガタスズメバチという種類らしい。
コガタスズメバチ(と言っても2センチくらいある💦)の性格はおとなしく、巣の近くにいても襲ってこないことが多いとのこと。
実際、写真を撮るため結構近づいたけど、襲ってくる気配は全くなかった。

3匹のハチが巣穴に入って行くところ(結構可愛い)

一応、駆除の方法も調べたら、殺虫剤を全部使い切るまで穴の中に噴霧して56すとか、アリメツのような誘引殺虫剤を置いて巣を全滅させるとか、一所懸命生きているハチにそんなことをするのはどうも気が進まない。

というわけで、家人とも話し合った結果、何の害も与えられていないのに駆除する必要はないだろうという結論に達した。
寒くなれば自然と死に絶えて、同じ巣には戻って来ないらしいし、
コガタスズメバチと共存することに決めた!

まぁ、もう少し巣が大きくなって、お互いの生活圏を脅かすようになってきたら考え直すかもしれないけど😅
あと、危険なのはご近所から駆除するよう要請が来ることかな😁
おとなしく賢いハチのようなので、ご近所に迷惑をかけるようなことはしないと思うけど🙏

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