“変容のとき　きっとうまくいく”

闇の中でみつけたものは

光だっただろうか

それとも

闇よりも深い闇だっただろうか

闇よりも深い闇だったとしたら

そこに　何を見つけただろうか

深く　深く　進んでいった先に

誰からもみつけられることのなかった

一枚の地図がある

きみが描いたきみの未来予想図だよ

思い出せるかな

この地図を残して立ち去ったときのことを

もう　ここへは戻らないと

あのときのきみは　決めたのかもしれないけれど

でも

この地図を描いたときのことを

思い出すのだよ　

立ち去ったときのことではない

描いたときのことだよ

もう一度、言うよ

この地図は

きみが描いたきみの未来予想図

希望と夢がびっしりと書き込まれている

時間の流れに色あせることなく　

むしろ　

このタイミングを待っていたかのように

地図が息を吹き返している

その　きみの　未来予想図を手に取って

今度は　この地図と一緒に

この闇から出ていこう

闇の暗さの安心感より

光の中の安堵感を味わおう

きみが思っているよりずっと

世界は　優しい