相反するものを受け入れる
過去のわたしと未来のわたしを
突き合わせてみる
全く相反するもの同志に
みえる
どちらも同じわたしなのに
時間というマジックが
全く別物のわたしを
作り上げているかのように見せてくる
どちらかに「ある」ものは
どちらかには「ない」
どちらかに「ない」ものは
どちらかには「ある」
カードの
表と裏のようだね
単に
「ある」と思っていただけである
単に
「ない」と思っていただけである
どちらにもあったし
どちらにもなかった
みえていなかっただけだね
マジックの
種明かしができたとき
すべては
いつも ここに「ある」ということに
気づくだろう
「ある」という世界から
初めの一歩を踏み出そう