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どんな時でも、願うことは忘れなかったから。【WishList 1-100/101-200】


「夢を叶えるには、ノートに書きましょう。」


この考え方に出会ったのは、
小学生の頃に図書館で借りた、
「夢ノートの作り方  (著 中山 庸子)」
を読んだ時だったように思う。



そもそも文房具好きだったわたしは、
この本を読んだ時に非常にわくわくした。




好きなものに溢れているノート。
想像しているだけで、キラキラがあふれた。





どんなノートにしよう。
夢一つに1ページで足りるかな?
カラーの写真も貼りたいな。
写真はどうやって集めようかな…
本当ならルーズリーフにして、順番を自由に変えたいな。


結局綺麗にはできなかったり、
写真が集まらず、下手くそな手書きの絵に幻滅したり。
それでも、夢ノート作りは定期的に作りたい熱があがる。
わたしの楽しい遊びの一つだった。


小学生の頃に本音を話せる友達がいなかった私は
よく図書館に通い、本の世界に入り込んだ。
ゴリゴリの物語ではなく、
こういった類の、
現実と夢の狭間のような本が好きだった。


今思えば、現実逃避だったのかもしれないけれど、
「夢ノート」は、
みんながおジャ魔女どれみちゃんに
きゅんきゅんしたように、
幼い頃のきゅんきゅんした思い出のひとつです。
(といいつつわたしも、
セーラームーンにしっかりきゅんきゅんしてました…✨)


今から大体10年前、30歳。
いろんな事情があって、本気で夢叶えてみたい!
と立ち上がった私。



小さな頃とは違う。
簡単にカラーの写真も用意できる。
素敵な服が載った雑誌も買える。
詳しく調べるためのパソコンもあった。
かわいいバインダーだって。
全色揃った、あのペンも、今なら。


大人だから!!



誇らしかった。
年齢を重ねるれば重ねるほど、
綺麗な夢ノート作成へのハードルは下がった。
小さい頃の私!写真たくさんの、夢ノート作れるよ!
そんな語りかけまでしたかも。


あの頃にはなかったものも、今の私にはある。


家族。
子ども。



あの頃よりなくなったもの。



自由な時間。



大人だから。


子どもは愛しくてたまらないし
生活は充実していたけど、
自分だけの時間が格段に減ったのは事実。



けれど不思議なことに、
時間なくてもなんでも、
願い事を書き出す、ということはずっと続けていた。
それが自分を導いてくれることを
なんとなくわかっていたからかもしれない。



10年。
手に職を付けたくて、
未経験でCADオペレーターの仕事に応募した時も。
小さい頃禁止されていた、ダンスを30歳で始めた時も。
そのインストラクターを志したときも。

そばにはノートや手帳があって、
書き出した夢のリストがあった。


頑張りすぎて何もできなくなったコロナ禍で
燃え尽きてしまったときも
願い事をとにかく書く作業をまずすることで
自分がなにを考えているか、
自分と対話するために書いたりして。



どんなときでも、願うことは続けて。
明るい未来を信じて。


わたしの今は、まず、物欲の嵐ですが…w

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なんか、こんな時代だからこそ、
みんなで夢見たいなって思って。
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