香りが好き❤ルルラの独り言
アロマセラピストである私は香りの療法(アロマセラピー)が本業なので、もちろん香り好きですが、
それ以前からフレグランスは好きで普段はオードトワレを使うことが多かったので、すんなりアロマセラピーの世界に入れたのかもしれません。
今、巷でアロマという文言も増え、ハウス用品にもアロマな香りと言われるものがたくさん出回るようになりましたね。
トイレ用品、バス用品など…私も使ってます。
トイレもバスも好きなバラの香りの洗剤を。
私がアロマセラピストになった1999年には、こんなにアロマという文言が飛び交っていなかったので、香り好きとしてはうれしい限りです。
ですが、
アロマセラピストとして基本のお話をするなら、
一般にハウス用に使われている香りはアロマセラピーの世界ではフレグランスオイルと言われるものを用いていて、アロマセラピストがアロマトリートメントをするときに使うエッセンシャルオイルと異なります。
つまり、
香りは同じに感じても似て非なるもの。
エッセンシャルオイルは植物から抽出された極めて分子の小さな濃縮された成分であるため、アロマセラピストがアロマトリートメントをするときに皮膚から経皮吸収され、血液を介して内臓にも働きかけるため、皮膚表面の表皮に対しては美容面、血液に乗って内臓に運ばれることで健康面に作用するのがエッセンシャルオイルであるため、香りの療法(アロマセラピー)と言われているのです。
したがって、
エッセンシャルオイルによっては、使えない人、使えない場合が出てきます。
一般に、ローズなど花から抽出されるエッセンシャルオイルは植物の生殖器である花から抽出されるので、生殖器系に働きかけるエッセンシャルオイルが多いのです。
良い香りを発散させて、虫を誘い実ををつけ種を作り、子孫を残す植物たち、すごいですよね!
なので、花から抽出されるエッセンシャルオイルは妊娠中の女性が使えない禁忌となってる場合が多いです。
妊娠中でもローズの香りを使いたい!という場合は、フレグランスオイルを使うのが良いでしょう。
フレグランスオイルは、植物から抽出されたエッセンシャルオイルとは違い、人工的に作られるもののため分子の大きさが違い、エッセンシャルオイルの様に皮膚から血液を介して内臓に運ばれることもないですし、
それ以前にフレグランスオイルを使ったマッサージトリートメントをすることもあり得ません。
香りを嗅いでリラックスできるとか、気分をスッキリさせるとか…脳へ働きかける事は出来ますから、良い気分になりたいとき、一般的にたくさんの人たちが集まるホテルなどの場所にはビジネス的に禁忌も関係なく使えるのでよいでしょうね。
一方、病院等では香り(フレグランス)をつけてこないように張り紙が張っている病院をよく見かけます。
医療にかかわるアロマセラピーの資格を持つアロマセラピストや看護師さんが働いたりするには、フレグランスよりも医療に関わるエッセンシャルオイルを多種多様な疾病を持っている人たちにも禁忌はなく、かつ、エッセンシャルオイルの持つ殺菌作用等を空気の除菌として活用した方が病院でも
イメージがよい病院運営ができるかもしれませんものね!
コロナの様に空気感染を起こすような感染症を防ぐのであれば、エッセンシャルオイルの空気の殺菌作用のある禁忌のないエッセンシャルオイルを使うのがよいでしょうね!
これからも
それらも含め詳しいアロマセラピーについていろいろ書いていこうと思います。
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