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【プラモデル】ストラクチャーアーツってどういうプラモデル?
本日、2025年2月24日は「フロントミッションシリーズ」が30周年を迎える記念すべき日みたいです!
私は去年の5月にゲームの『フロントミッション セカンド:リメイク』をプレイしたのが初めての経験で、正直なところフロントミッションについての知識はほとんどありません。😋👍
ストラクチャーアーツを製作しているのはメカニックデザインに魅了されたからです。そのため、フロントミッションを知らなくても、プラモデル単体として楽しむこともできるシリーズです。
ストラクチャーアーツの『フロントミッション』のキットの説明
企画・製造は「スクウェア・エニックス」
スケールは1/72で、完成品の高さはだいたい9㎝前後です。
成形色は単色
販売形態はボックス(全4種入り)と単品があります。現時点でボックスはVol.6まで発売されています。
※ストラクチャーアーツは『ゼノギアス』シリーズもあります
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標準サイズのグリレゼクスとフロスト、大型サイズのレイブン
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ハンドパーツは武器持ち手、平手、握りてが各2個づつ付属します(例外もあります)
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各関節には互換性があり、24種類の機体を自由に組み換えできます!
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プラモデルとしての良い点と悪い点
良い点
小さいキットながら細かなディティールが入っている
広い可動範囲
武器が多数付属
関節は共通構造になっており自由に組み替えて遊べる
24種類+αの種類のヴァンツァーがリリースされている
悪い点
販路の狭さからストラクチャーアーツを置いてない店舗が多く、入手性が悪い
小さなキットながら、少し割高な値段
パーツの合いが悪かったり、成形不良でディテールがつぶれていることがある
キットが色分けされてない
現在リリースされている商品のご紹介
(ここからはただ私のを製作したものを見てほしいだけです😋)
2個作ったものと1個しかまだ作ってないものがあります
また、武器に関しては写真に載せられなかったものもあるので、詳しくは公式サイトを見てください。
ボックスごとに紹介していきます
写真ではヘッドパーツを左右のキットで変えているので違いの参考にしてください。
武器に関しては写真に載せられなかったものもあるので、詳しくは公式サイトを見てください。
Vol.1
2020年10月発売
①ゼニス〈Zenith〉
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ライトグレーバージョンから、新規の肩パーツも付属(左の肩)
②ギザ〈Giza〉
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丸みを帯びた特徴的なデザイン
③ドレーグ〈Drake〉
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脚、特に太もものデザインが印象的
④ナムスカル〈Numsekar〉
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武器がたくさんついてくるキット
Vol.2
2022年2月発売
⑤フロスト〈Frost〉
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シリーズの看板機体!6機セットで成形色が赤の地獄の壁セットもあります
⑥テラーン〈Tiran〉
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マスコット的な可愛さがあるデザイン
⑦炎陽〈Enyo〉
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脛アーマーが稼働するのがこのシリーズでは珍しいキット
⑧ウォーラス〈Walrus〉
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大型のジェットパックが特徴
Vol.3
2022年9月発売
⑨90式〈TYPE 90〉
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丸みを帯びた異質なデザイン
⑩ガスト〈Gust〉
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脚は逆関節で、腕を武器腕にもできヘッドパーツも3バージョンある
⑪ヴィーザフ〈Vyzov〉
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肩や胴体が特徴的なデザイン
⑫グリレゼクス〈Grille Sechs〉
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太い太ももから細いふくらはぎや、縦に長い肩などが特徴的なデザイン
Vol.4
2023年6月発売
⑬ゼニス DV〈Zenith DV〉
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肩、脚、胴体、ヘッドの別パーツがついてくるお得なキット
4体セットで成形色がホワイトのセットもあります
⑭ガルボ〈Galbo〉
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丸みを帯びたデザインと複眼が特徴
⑮ハスキー〈Husky〉
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シリンダーが露出した軽量タイプを感じさせるデザイン
⑯モス〈Moth〉
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バケツヘッドが特徴の機体、貴重なパイルバンカー持ち
Vol.5
2023年12月発売
⑰強盾〈Kyojun〉
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角ばったデザインと大きな武器やシールドが目を引く
⑱法春〈Hoshun〉
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強粒子砲!🤤
⑲メレディン〈Meledyne〉
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鎧のようなデザインが特徴
⑳レクソン〈Recson〉
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スナイパーぽさを連想させる機体
Vol.6
2024年8月発売
㉑クラスタシア〈Crustacia〉
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脚は逆関節で、別パーツのボディも付属🦀
㉒瞬王〈Shunwang〉
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脚が4脚なのが特徴
㉓ビザント〈Bizant〉
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タンクタイプ!
㉔シャカール〈Schakal〉
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生物的なデザイン!
レイブン〈Type11 Raven〉
2023年4月発売
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ボスということでサイズも大きいです
上記で紹介した商品以外にも
地獄の壁セット(成形色がレッドのフロストが6個入り)
ゼニスDVセット(成形色がホワイトのゼニスDVが4個入り)
vol.1~3までのキットを単品にして、成形色をライトグレーにしたライトグレーバージョンもあります(Vol.1のゼニスだけ新規造形の肩が付属)
また、予約が開始された
ストラクチャーアーツ プラス 1/48 スケール ゼニス V 30周年記念版(このキットは多色成型です)
ストラクチャーアーツ 1/72 スケール アディショナルセレクション vol.1とvol.2(アディショナルセレクションは、肩側面にハードポイントが新規追加されています)
さいごに
ストラクチャーアーツに興味を持っても、最初のハードルは単色の成形色だと思います。私は約5年前にストラクチャーアーツをきっかけにプラモデル作りを始めました。当時はプラモデルの基礎知識がなく、必要な道具も持っていませんでした。もちろん、塗装の経験もなく、その考えもありませんでした。
塗装されていない状態が寂しく感じたので、塗装を始めることにしました。これが私の初めてのプラモデル塗装でしたが、意外とうまくいきました。この成功体験が塗装にはまるきっかけとなりました。小さなキットだったので、塗装の粗が目立ちにくかったことも初心者には良かったかもしれません。
色分けが全盛のプラモデル市場では、単色の成形色はネガティブに見えるかもしれません。しかし、塗装の前後で大きな変化があるため、達成感を味わえるという良い面もあります。
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写真のギザは、以下の3つの工程で塗装しただけのものです
全体をアクリジョンのダークイエローで塗装
アクリジョンの黒鉄色を部分塗装
Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンでスミ入れとウォッシング
完成したときは、想像以上に上手く塗装できたと感じ、とても嬉しかったのを覚えています。😋
今でも、ストラクチャーアーツを作っているときが一番楽しいです。一度作り始めると、すっかりハマってしまう中毒性のあるプラモデルシリーズであることは間違いありません。
今後、『アーマード・コア』のストラクチャーアーツがリリースされる可能性が高いです。そのため、シリーズがさらに広がることが期待できるのではないでしょうか。
これで、フロントミッション『ストラクチャーアーツ』シリーズの紹介は終了です!😊👍
最後までお読みいただき、ありがとうございました。