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【プラモデル】初めての筆塗り全塗装でストラクチャーアーツ テラーンを製作
初めての筆塗り全塗装
寒い日が続いているため、エアブラシを使う気分になれません。そこで、暖かい部屋でできる筆塗りに挑戦しようと考えて、初めての筆塗りによる全塗装に挑戦することにしました。
部分的な筆塗り塗装は経験がありますが、全塗装は初めてで、正直自信がありません。
でも、筆塗りに苦手意識があるので、少しでも克服できたらなと思いながら、何事も経験という気持ちで挑戦してみようと思います!。
使用するキットは、フロントミッション・ストラクチャーアーツシリーズの『テラーン』です。
ストラクチャーアーツとは
『ストラクチャーアーツ』はスクウェア・エニックスが発売しているプラモデルシリーズで、「フロントミッション」と「ゼノギアス」の2つのシリーズがあります。今回作るのはその中からフロントミッションシリーズの「テラーン」です。
興味をもたれた方は、ぜひこちらのリンク先を『ストラクチャーアーツ』をご覧ください。
フロントミッションだけでも全24種類+αのキットが発売されており、バラエティに富んだ面白いシリーズです。
今回の製作に使用するのは、塗装に失敗して塗料を落とした際、溶剤につけすぎてパーツが割れるなどして、ジャンク寸前の状態のものを使用します。
これなら失敗してもいいですからね!。🙄
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パイロットに同スケールのタンクトップおじさんを添える計画です
筆塗り開始🖌️
目指す仕上がりのイメージとしては、マシーネンクリーガーを筆塗りで製作している人のような感じにしたいと思っています。
使用する道具は、百円均一で購入した平筆とラッカー塗料です。筆塗り初心者にはラッカー塗料での筆塗りは難しいと聞いたことがあるのですが、水性ホビーカラーやシタデル、ファレホなどの筆塗りに適した塗料を購入するのがめんどうだったので、ラッカー塗料を使うことにしました。🙄🤚
(後になって、ラッカー塗料の筆塗りの難しさを実感することになります😭)
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サーフェイサーを吹くか悩んだのですが、寒くてエアブラシを使いたくないのと、めんどくさいって理由で、吹くのをやめました。🙄🤚
(この判断が後に後悔を生むことになります😭)
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下地には、かなり前に調色して使わなくなったダークグレーを塗りました。しかし、ラッカー塗料は下地を侵食してしまうため、この段階ですでにかなり苦労しました
また、下地の肌色のような色がとても目立つので、サーフェイサーを塗っておけばよかったと思いました。
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次にクレオス Mr.カラーC-118 RLM78 ライトブルーを塗っていきます
はじめは塗料を多めに希釈して、薄く塗り重ねる予定でした。しかし、ラッカーの薄め液は下地を侵しやすく、希釈した塗料ではうまく塗装できませんでした。そこで、希釈を控え、筆で塗料をペタペタ置くようにして塗装を行いました。塗装はできたのですが、厚塗り気味になってしまいました。
下地のダークグレーが溶け出してきたのは計算通りでしたが、色のムラをうまくコントロールできず、最終的にベタ塗りのようになりました。
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ガイアノーツ 026 ライトグリーンで、迷彩を筆で思いつくままに描きました
ライトブルーとライトグリーンの色の組み合わせは初めて試したため、少し不安を感じています。
この時点で、思うように筆塗りができず、心が折れそうになっています。
筆塗りの試練ですね!😭🖌️
ウェザリングで筆塗りの失敗を誤魔化す作戦
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ウォッシングで汚して、ふき取る前
基本塗装が終わったので、部分塗装やデカール貼りを行い、ウェザリングをしていきます。
筆塗りの失敗を隠すべく、ウェザリングは濃い目にやることにしました👏
まずは、ウォッシング
クレオスのMr.ウェザリングカラー グランドブラウンを少し薄めに希釈し、全体に塗ります。乾燥後に、キムワイプで叩くように大まかに拭き取り、キムワイプが入り込めない奥まった場所の汚れはタミヤのクラフト綿棒で拭き取りました。
キムワイプとタミヤのクラフト綿棒を使用するのは、普通の綿棒では繊維がほつれてキットに付着するのを避けるためです。
今回は筆塗りの失敗を隠すためと、迷彩の色の差が大きいため、濃い目のウォッシングをしました。しかし、普段はウェザリングカラーをかなりシャバシャバに薄めてウォッシングを行うことが多いです。
この後に、サビ汚れ、オイル汚れ、雨だれ汚れ、土汚れ、色ムラを出すためのドッティング等のウェザリングをしました。
(ダメージ表現を忘れてることに気が付いたのですが、完成写真撮影後だったので、ダメージ表現は無かったことにしました🙄)
筆塗り全塗装のテラーン完成です!
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武器の塗装をすっかり忘れていたので、他のキットから拝借しました😋
初めて筆塗り全塗装に挑戦してみた感想としては、思い通りにいかないことが多く、悔しい気持ちです。
筆塗りでプラモデルを塗装している人の凄さを身をもって再確認しました。
ウェザリングである程度は筆塗りの失敗を隠すことができたかなとは思いますが、厚塗りでモールドが埋まってしまったり、塗り忘れがあったり、細かな塗り分けも途中で心が折れて放棄してしまったりと、納得のいく結果にはなりませんでした。
次に筆塗り全塗装に挑戦するかと聞かれたら、「NO」と答えるほど心が折れました。
しかし、再び筆塗り全塗装にリベンジするつもりなのでそのときはラッカー塗料ではなく、水性ホビーカラーやシタデル、ファレホを用意して、筆塗り塗装についてももっと勉強しておきます。🖌️
これで、初めての筆塗り全塗装でストラクチャーアーツ テラーンを製作終了しました!😊👍
最後までお読みいただき、ありがとうございました。