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アニール・クマール先生の旅立ち


サティヤ・サイババの最側近でありながらも、ユーモアに溢れていて、いつも世界中の帰依者に寄り添ってくださったアニール・クマール先生が、昨日の2024年4月3日にスワミの蓮華の御足に旅立たれました。私もそうですが、先生のお陰で救われたという方々は、多くの感謝の気持ちでいっぱいかと思います。黄金時代を迎えるにあたり、古い時代の終わりも感じます。


来日された際に東京センターてバシャンをリードするアニール・クマール先生


アニール・クマール先生は、長年スワミの同時通訳をされ、サイ大学の副学長も歴任されました。日本にも何回か来られ、多くの人々に珠玉のサイババ体験を分け与えてくれました。パワフルなバシャンや語り口、目の前の人の魂を隅々までとらえるような深く鋭い眼差し。サティヤ・サイババの体験談を語る時の子供のような純粋な笑顔が今も甦ります。コダイカナルでのサティヤ・サイババのダルシャン(神の拝謁)の時のアニール・クマール先生のロマンス体験談は笑えますが心に響きます。
『ダルシャンまでまだ1時間以上時間があったので、上半身裸のまま私は、洗面所に歯磨きに向かいました。途中でスワミの部屋の扉が開き、スワミに出くわしました。スワミは私の姿を見るなり 、"世界中の人々が私のダルシャンを見に来ているのに、お前は私にダルシャンを与えるつもりなのか!" と言いました。これは私にとってのロマンスです。』と。


インド大使館にて、来日されたアニール・クマール先生と。先生の代わりはもうどこにもいないでしょう。

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ラリータムビカ / 後閑千鶴子 (Lalitambika Chizuko,Sivananda Yoga Teacher)
愛と優しさをいっぱいありがとうございます!