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幸福は外界ではなく、心の中にあります
『本当の至福(アーナンダ)は、揺れ動く心の衝動を変えることによってのみ獲得することができます。それは、富の中に見出されるものではありません。あなたは、金持ちは幸せだと思っています。私に言わせれば、彼らは悲しみに満ちていることを明らかにするでしょう。なぜなら、彼らは救済を求めて大勢で私のもとにやってくるからです。彼らは全く安らぎを持っていません。強い体格は、それだけで平安を与えるものではありません。ただ、神の御名に常に身を置くことだけが、人生の浮き沈みに左右されない揺るぎない平安を与えるのです。』
(1958年9月2日、サティヤ・サイババの講話)
『世の中には2種類の幸福があります。後天的な自己生成的な(自分の本質として本来存在している)幸福です。後天的な幸福は感覚的なものと結びついており、状況に応じて生じたり消えたりします。これは世の中のすべての人に当てはまることで、物事を楽しむときに経験する幸福は儚いものです。ですから、この種の喜びは、後天的な幸せ、あるいは派生的な幸せと表現されます。人間の努力で手に入れたり失ったりするものなので、真の至福とは言えないのです。人間は永続的な至福(アーナンダ)を求めています。本当は、彼は至福の体現者であり、至福で満たされています。至福は彼の本質と存在そのものを構成しています。それ自体、彼の中に存在するのに、なぜ彼は至福を経験しないのでしょうか?自分の本性を知らないから、外界に執着して、自分の中の至福を体験できないのです。』
(1989年2月12日のサティヤ・サイババの講話)
『至福はあなたの中にあり、あなたの神聖な感情から発せられるのです。だから、あなたは自分の中から至福を顕現させなければなりません。誰もあなたから至福を奪うことはできませんし、外からそれを手に入れることもできないのです。純粋な心、平安な心、無私の行動があれば、人はどんな苦しみも一瞬で取り除くことができ、神の恩寵を得ることができます。神の恩寵がなければ、人は何も成し遂げることができません。ですから、人はその恩寵を得るための活動をしなければなりません。平和と幸福は、外界から得ることはできません。真の平和と幸福をもたらすことができるのは、神の恩寵だけです。すべての幸福は内にあり、外側にあるのではありません。内側にあるものはすべて永遠であり、外側にあるものはすべて儚いものなのです。』
(2001年2月1日のサティヤ・サイババの講話)
参考 :
https://www.sssbpt.info/ssspeaks/volume01/sss01-14.pdf
https://archive.sssmediacentre.org/journals/vol_12/01MAY14/The-State-of-Great-Happiness.htm
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