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この世で一番、美しく、強く、甘く、優しく、すぐに助けてくれる言葉って、何ですか?神の御名は、この世だけでなく、3界を貫き直接、神に届きます。神の御名を唱えながら神の御姿を想い浮かべること、そうナーマスマラナムは、善が悪に押しやられ、正義が不正に潰され、真実が虚偽に塗り潰されているこのカリユガ(争闘の時代)において最強のサーダナ(霊性修行)であり、最強の武器なのです。敬愛するスワミはいつも、神の御名だけは絶対捨ててはいけないと強くおっしゃっています。

『至高の神の御名と御姿にかたい信念を持ちなさい。人が神の御名に生き、神よりほかの物事に心に向けないでいるのならば、変転する世界は消えるのです。神の御名と運命の鎖とは共存できません。ナーマスマラナム(神の御姿を想い浮かべつつ御名を唱える)を行う時、陽は昇って、前世の悪因縁は霧のように消えて行くのです。存在するすべてのものと、あらゆる出来事の根源に私の意思があるのです。それはすべてのものと、すべての行動を貫きます。神は万物の内にあり、万物の真髄をなす絶対実在なのです。この世はすべて神であり、神よりほかの何ものもありません。生きとし生けるものすべて、新しい名と姿を持って顕現した神なのです。この真理を愛し信じなさい。- サティヤ・サイババ -』

『あなたは神の御名というおはじきを、その価値を知らぬまま、いたずらにおもちゃにしているのです。いったんあなたが、その価値に気付いたなら、あなたは神の御名を最も貴重な宝物として、ハートの奥にしまい込むでしょう。神の御名を知ることは、慰安・自信・勇気・イルミネーション・解脱を求めるあなたの探求を、成功させるキーなのです。修行の中で最も厳格なサーダナ(霊性修行)であるナーマスマラナム(神の御姿を想い浮かべながら、神の御名を絶えず唱える)によって、<わたし><わたしのもの>という観念を、ほんの少しの痕跡すらとどめぬまで除去しなさい。至高の神の御名に固く立脚する時、神の威光・恩寵・御力あまねき遍在、それらがあなたの根におろし、修行者の可能性は、神とひとつになります。謙遜の念が強まり、帰依は容易になります。神を拝し、神の栄光に帰融することが、人生の目的です。 - サティヤ・サイババ -』

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ラリータムビカ / 後閑千鶴子 (Lalitambika Chizuko,Sivananda Yoga Teacher)
愛と優しさをいっぱいありがとうございます!