サティヤ・サイババの御教えと写真集3
『こんにちの世界では、正義が衰え、真理が忘れられています。全世界は不正行為と無秩序と邪悪な振る舞いに満ちています。このような混沌とした状況に対しては、神への愛だけが永続的な改善策なのです。真理のみが拠り所です。なぜなら、真理は神だからです。愛は神です。愛に生きなさい。愛を持っていなければ、人は生きられません。ですから、人は神を愛し、神から愛という贈りものを受け取らなくてはなりません。愛によってのみ、神に到達することができるのです。』
『過度の責任という重荷を背負ってはなりません。神は一人ひとりの責任を背負うためにいるのです。皆さんの面倒をみるために神がいるのに、心配する理由はどこにありますか?この世の何を忘れても構いませんが、決して神を忘れてはなりません。』
『いつも舌をコントロールしなさい。話す言葉を少なくして、より多くの仕事をしなさい。静寂と沈黙を保つことによって、より多くの神聖なエネルギーが保たれます。』
『あなたは何も心配することはありません。あなたがこの試練の時期に示した辛抱強さと頑張りを、サイはとても嬉しく思っています。サイはすべてを知っています。ですから、あなたはただ自分の責務を果たし、幸せでいれば良いのです。このような一時の問題に頭を悩ませてはいけません。私がすべてを取り計らいます。時が経てば、すべてがうまくいくでしょう。』
『愛を実践することが正義です。
愛を想い話すことが真実です。
愛を感じることが平安です。
愛を理解することが非暴力です。』
『あらゆる善悪を神に向けなさい。神と親密な関係を築くためにも、悪い事さえもすべて神に向けなさい。惨めさも神に捧げなさい。すべてを神の蓮華の御足に捧げなさい。これがバクティ(信仰)であり全託であります。惨めさもまた神からの贈り物です。幸せも惨めさも両方とも神に捧げなさい。バクティのみが、問題や惨めさを解決できるのです。』
『怒る者は成功しません。罪を犯し、敬意を失います。親しい者、愛しい者から遠ざかり、すべての者から軽蔑されます。恐ろしい敵である怒りは、人のあらゆる幸福を滅ぼします。』
『あなたは家族への義務を果たさなければなりません。しかし、すべては神に委ねなさい。神がそれらの世話をします。あなたが心配する必要はありません。今、皆さんは家族の幸せに気を配ることに従事しています。その結果はどうですか?その責任を神に捧げて、神に任せた方がずっと良いのではありませんか?そうすれば、あなたは幸せになり、家族も幸せになるでしょう。』
『教師たる者、自ら実践していないことを教える権利はありません。教師は高潔さと広い心を持って行動しなければなりません。反対にもし、教師が、憎しみ、嫉妬、自分本位、虚栄、思い上がり、といった狭量な性質にどっぷり浸っているのでしたら、学生の人格と規律は台無しになってしまいます。どれほどの学問的な業績を持っているとしても、そのような教師には学生を、制することは不可能です。なぜなら、学生はそのような教師を尊敬しないからです。』
『人は欲望を減らさなければなりません。荷物が少なければ、より快適になり、旅は楽しいものとなります。一方、神への愛は決して減らしてはなりません。もっともっと神への愛を育てなさい。神への愛があれば、すべてを得ることになるでしょう。』