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留萌

【日記#20 2024/09/09(月)☀️】

 先日悪友のOと会った時に今気になるコミュニティFMの中に留萌にある「エフエムもえる」という放送局を教えてもらった。

 ラジオ好きな僕もFMを聴く機会は稀だがお勧めならばと聴いて見た。当然だけど日頃から聴いているR1のような放送とは異なりさすがにローカルな放送局だと思う。しかしそこに作り手の創意というものも感じられる。ご当地情報は当然ながら自分には無関係のものだけど、その場所の暮らしは感じられるものだ。雰囲気としては開局当初のレディオ湘南を思い出す。

 東日本大震災時の「女川さいがいFM」の登場からコミュニティFMの重要性は着目され、ローカルのコミュニティFMやインターネットのサイマルFMなども増え、地域密着型の新たなメディアとして着実に市民権を得ている。

 今日紹介したエフエムもえるは東日本大震災以前からある北海道では函館の「FMいるか」とほぼ同じくらいの歴史を持つ放送局だ。

 そして我が家からも聞けるコミュニティFMも増えた。鎌倉エフエム、レディオ湘南、エフエム戸塚は我が家からでも聴ける。そして少し西へ行けば茅ヶ崎、平塚、大磯あたりまで各地のコミュニティFMは存在するし、横浜市内だけでも3局。そのうちのエフエム戸塚はノイズがすごいが家からでも聴くことができる。

 話はエフエムもえるに戻すが、かつて毎年のように行っていた留萌の今の様子はもはや想像の世界のものではあるが、そこの暮らしは確実に感じられる。地方自治体としては活気に翳りが見え、大動脈のはずの留萌本線も部分廃線で留萌から鉄道は消えてしまい、今一体どうなっているのか気にかかる。

 こと北海道に関してはとてもネガティブな考えしか持てず、北海道そのものも大嫌いだけどこうしてコミュニティFMを聴くとまた違う感情も生まれてくるものだ。

 しばらくの間はこのローカルな雰囲気をとても大切にしているエフエムもえるを聴いてみようと思っている■

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