スマホ遍路日記(53:二十三番薬王寺〜二十五番津照寺)
【2023年5月27日(土)】
今日は実生活での移動が多く歩数を稼げたために二十四番最御崎寺を打っただけでなくその次の二十五番津照寺も打つ事ができた。
それぞれの札所の特徴を書いてみる。まずは最御崎寺だが、寺の山門が南向きのため入り口が室戸スカイラインからは離れている。駐車場はスカイライン沿いにあるが、駐車場からさらに歩いて山門に行かねばならない。
山門から中に入ると奥に本堂があり、手前には大師堂、納経所もある。御朱印をいただくと本堂裏の宿坊の方に通され、最後はゴツゴツした石段を降りるとそこは最初の駐車場だ。なので山門から入り山門から出ることにこだわる人は一度山門に戻って一礼をすませ、再び境内を通って出口に向かう事になる。こんな感じの札所は他にも数多い。
それに比べると次の津照寺は簡単。山門から真っ直ぐ天にも伸びるような石段をまずは登る。その途中に鐘楼があるので鐘撞きにこだわる人は鐘を撞く。さらに手水場が先とそこまでこだわる人は一度本堂わまで登り切らないと手水場がなく、そこで手を清めてから鐘楼まで下りて鐘を撞かないとならない。
石段の一番頂上が本堂なのに対し、石段を下り切った山門のすぐ横が大師堂だ。津照寺のこの石段は結構有名でとにかく脇目も振らず登るより他ない。
本堂からの眺めは是非とも気をつけて眺めてもらいたい。このお寺は地元では「津寺」と呼ばれているがその理由がよくわかると思う。そのくらい海がよく見える。室戸の札所はもう一つ二十六番の金剛頂寺があるがこちらも海の眺めが素晴らしい■