スマホ遍路日記(54:二十五番津照寺〜二十六番金剛頂寺)
【2023年5月28日(日) Day 61】
昨日は室戸に入り二十四番最御崎寺、二十五番津照寺を打ち、今日は室戸の三つ目の札所二十六番金剛頂寺を打った。まさに今日の歩数で札所に到着したと言ってもいいような感じだ。
金剛頂寺もまた海がよく見える場所なのだが大半の人は気づかずじまいだ。山門手前で右に外れる道があり寺に入らずその道を進むと眺めの良い場所に出る。大半のお遍路さんは山門を見れば一礼して中に入るものだと思うので脇道にも気づかない人が多い。
この金剛頂寺の思い出というと大師堂が何故か本堂に対して背中を向けていること。そして香炉の前には種火が灯されているのだがその種火がフルーツ缶の再利用な事(今はどうかわからない)など、他の札所や四国以外の観音巡礼の札所でも見かける妙な質素さがかえって印象的だった。
何はともあれこの札所二十六番金剛頂寺に行く事があったらここから忘れずに海を眺めることをおすすめする。
次の札所二十七番神峯寺は金剛頂寺から30㎞強離れた安田町にある。恐らくは到着するのに数日はかかるものと思われる■