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21世紀の外国語学習

《カバー写真はAIで生成しました》
【日記#172  2025/02/08(土)☀️】

 大学時代の専攻は言語だったので、多少の言語学の知識と言うものは心得ているつもりではあるのだが、ここでこれから書く事はそれとはあまり関係のないことかもしれない。

 外国語の習得について多くの人が苦労してきたことだと思うし、苦労しなければ外国語は身に付かないとも思っている人もいるかもしれない。まさにその通りだ。

 最近になってDuolingoを始めた。確かに勉強にはなるのだが、課金しろしろとうるさくてアプリを立ち上げるのも嫌になること屡々。

 Duolingoで何を勉強してるかと言うと勿論韓国語である。韓国語に関してはこの日記でも何度となく書いている。多分韓国語学習は自分にとってはライフワークのようなものかもしれない。(その割にちっとも上達をしないのは情けない限りだが)それには理由があるのだが、ここでは書かないでおく。

 無課金状態でDuolingoを使っても充分学習はできると思っている。とにかく反復練習ができる。ただしちょっとした工夫は必要である。Duolingoのアプリでも提案をしているが、問題が出題された後は問題を繰り返して発音してみることだ。

 発音のタイミングと効果にも実は違いがあって。しっかりと文章を読むようにしたければ、じっくり文章に目を通す必要があるし、音としての感覚を養うのであれば、耳で聞こえた瞬間に同じ音を真似る練習が必要である。この練習のことを一般的にはシャドーイングと呼んでいる。シャドーイングの効果は思いのほかある。特に脳内での言語生成と聞き取りのトレーニングには効果的だ。しかし実感が今ひとつ感じられない焦燥感もある。

 自分の場合はNHKラジオR2の「まいにちハングル講座」を毎日聴いている。テキストを見ながら聴き、聴き終わったら今度は要点、単語、文法事項などをノートにまとめる。今聴いているシリーズは一日に一つの表現が紹介され、それを含んだスキットを聴き、文法事項が説明されて練習問題を解く流れになっている。

 この時のその日の文法事項をAIに入力し、その表現を使った例文をいくつか書いてもらう。そしてそれを口で読みながら書きとっていく。最近はスマホやタブレットでも手軽に生成AIが使えるようになり、この程度の学習は簡単に手伝ってくれる。これにはハングルのタイピングが必要だが、手書きでもなんとかなるんじゃないだろうか。

 Duolingoといい生成AIと言いまさに21世紀の言語学習法だなとつくづく感じることがある。ただし、考え込んでいるときには、今日学んだ表現などは頭の中に入っていなかったりもするのだが。

 生成AIには今後練習問題も作ってもらえないかなと考えているが、ひとまず例文を書いてもらうだけでも充分な練習になっていると思う■

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