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続・お遍路ウォーキング日記(137:四十一番龍光寺へ)

【2025/02/26(水)Day 137】

 今日は10,000歩越えをした。それだけ歩いたので札所四十番観自在寺を打つことができた。

 四国八十八ヶ所巡礼においてこの観自在寺は非常に重要な役割を持っていると思う。それはこの寺が札所一番霊山寺から最も遠い場所にあるからだ。言うなればここは折り返し地点でもある。

 どうしても折り返し点は八十八箇所なのだからその半分の四十四番あたりを意識してしまうが、それは札所の数での話であり、全体の遍路道を考慮するとこの観自在寺こそが折り返しだ。

 そしてこの事実は逆打ちの時にはかなりの重さを感じる。というのも逆打ちだと観自在寺は四十八番目の札所だ。つまり余計に札所を打ってやっと辿り着いたという順打ちでは味わえない感覚を否応なしに感じてしまうのだ。

 時々このアプリ「お遍路ウォーキング」にも逆打ちがあったら楽しいのになと思う。

 何はともあれ漸く中間地点の観自在寺までやって来た。

 このお寺には個人的にはかなりお世話になっていて思い出も深い。お寺の方とも知り合いになれたし、最後に来た時には錦札のお接待まで受けている。とにかく思い出深い札所だ。

 そして次の札所の四十一番龍光寺は宇和島の端の方。平成大合併以前は宇和島ではない三間町という場所でもあった。観自在寺からはかなり遠くてその距離は50kmもある。さらにアプリでのルートはお遍路道とは違って宇和島までは殆ど国道56号を辿るルートが選ばれている。これは結構な遠回りでもある。

 まずはしばらくの間左手に太平洋を眺めながら北上を始める。かつての内海あたりまで海を見ながら進み、そこより先は由良半島があるため海からは離れがちとなる■

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