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療養日記 2022年8月15日 『敗戦記念日』

 この日記の引っ越し作業がゆっくり進んでいる。引っ越し先noteには1日に一週間分ずつのアップをし、下書きもそろそろ今年4月の分にまで貯まりそうな勢いですすませている。

 さて、今日は終戦記念日。僕はどうでも良いことだが「敗戦記念日」と呼んでいる。この日を境に日本はいろんなものを失ってそれが今の日本を構築するさまさまなものが作り出される土台となったと思うと終戦ではなくて敗戦でないと理由がまだつけられない事が多いと思う。

 今後もこのペースを維持すると思うので来月もまだここで日記は書くのではないかと思う。来月に入ればいよいよ「秋の日記」になる。しかしこの日記、誰も見ていないのだから将来的には完全移転させる。

 僕が生まれた頃は敗戦20年くらいで日本はいよいよ復興のシナリオに完全に乗れて何事にも前向きになり、その代償として公害が問題として急浮上するような時代でもあった。まさに「戦後」という言葉の似合う時代だったと思う。

 お隣の韓国では8月15日を「光復節」と言う。1910年の日韓併合からついに自分の土地を取り戻せた記念する日でもある。北朝鮮では「解放記念日」という。それは北朝鮮の創始者キム・イルソンがもともとは抗日パルチザン出身だったこともあり日本から解放された記念すべき日でもある。抗日から始まった国なのだから日本との国交正常は己のアイデンティティに背く問題でもある。それが北朝鮮だと思う。

 そんなさまざまな意味を持つ8月15日ではあるが、日本ではお盆と重なることもあり毎年広島原爆の日から始まりこの時期はいろんな形で戦争と平和について考える機会も多くなる。またテレビでもいつも以上に目にする機会が多い。今年は特にロシアによるウクライナ侵攻や台湾問題など、自分達のすぐ近くにも問題が日常化しているので尚のこと考える機会も多いかと思う■

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