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超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記⑤(4日目 終日航海日)

 こちらの記事は、④乗船記の続きとなります。
 乗船4日目はバレッタを出航し、バルセロナに向けて地中海を縦断するための終日航海日でした。

航路(IMCサイトより引用)

 ワールドエウローパは世界最大級の船ということもあり、終日航海日を使って船内を探検することにしました。
 夏場のクルーズであれば、プールで遊んだり甲板でくつろいだりという楽しみ方も出来ますが、今回はあいにく真冬のクルーズです。一歩外へ出ると冷たい海風が吹き付けます。

閑散としたジャグジー。

 しかし、クルーズといえば絶対にプールに入りたい!という客もおり、何人かの客が凍えながら果敢に屋外プールにチャレンジしていました。なお、船には屋内の温水プールもあり、そちらは多くの人たちで賑わっていました。

 船内には基本料金に含まれているレストラン以外に、別途料金を支払って利用するスペシャリティレストランも複数存在し、せっかくなので日本食レストランの「KAITO」を利用しました。好きな寿司を10貫と味噌汁のセットで確か20€程度であったと記憶しています。きちんとした日本の寿司が出てきて、期待以上に楽しむことが出来ました。

ハマチは日本から取り寄せているという。

 クルーズ中、船内では様々なイベントが開催されていますが終日航海日には船内の至る所でイベントが開かれています。英BBCの人気番組である『マスターシェフ』のイベントがあったため、参加してみました。
 会場に入ると参加者にはクイズの解答用紙が配られ、まずは食べ物に関するクイズが行われます。問題は4択問題で、「この中で実際に存在しない食べ物の祭りは何か?」「チリコンカンで使われる豆の種類は?」といった問題が出題されました。

参加者にはクイズの解答用紙が配布される。

 次に参加者の中で全問正解者とランダムに選ばれた参加者が壇上に呼ばれ、「お料理対決」を行います。とはいっても普段はミュージックライブが行われる会場のため、火を使わないデザートの盛り付けがテーマになっていました。

アメリカ人のおばあちゃんとイギリス人のおじいちゃんで
タッグを組んで盛り付ける。

 巨大な船内のため、終日航海日も飽きることなく過ごすことができました。ただ、当然乗客も全員船にいる日でもあるため、船内は多くの人でごった返しており、大型クルーズ船らしさを感じる一日でもありました。

プロムナードに立っていた飲んだくれのジャック・スパロウ。

 今までの記事まとめ⇒MSCワールドエウローパ乗船記|たびざらし|note

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