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令和6年度 中小企業診断士合格とその道乗り

皆様、お疲れ様です。
先週、中小企業診断士二次試験の合格発表があり無事に合格しました。

本試験は一次試験が7科目、二次試験が4事例、最後に口述試験がありまさにトライアスロンの世界です。合格のためには幅広い知識の習得、論理的な経営アドバイス能力が求められる試験ですがご自身の知見を証明し経営に関与したいというキャリア思考を満たす素晴らしい資格試験です。

私が本試験の受験を志したのは一部上場企業の営業マネージャーとして伸び悩みながら将来的に経営に関わる仕事をして世の中にインパクトを、爪痕を残すために必要な自己研鑽とは何かを考えたことがきっかけでした。年齢としても四捨五入で50歳に入り若手ではなく会社から投資を受けるような育成対象ではないことからどうやって自身の価値を高められるか、が出発点です。MBAを志すほど自己投資に余裕はなく、フルタイムで営業マネージャーを頑張るためには時間確保も難しいため比較的少額で自分が割ける時間で自身の能力を証明する資格が中小企業診断士であろう、と考えた訳です。

自身のスキルを棚卸してマーケティングや経営戦略的な分野に読書歴が偏っていて数学的、会計的な分野の苦手意識があり経営者として明日から仕事を振られてもやっていけない自分に向き合い幅広い経営知識を身につける覚悟を決めるのに2ヶ月ほど要しましたが、勉強を始めてよかったと思います。具体的に現職の実務にも活きましたし論理的思考能力、課題の言語化にとても役立つことを実感しました。

勉強の道乗り
勉強のスタートはStudyingのストリーミングサービスに無料サービスを視聴の上でサービスに加入。そしてブックオフでスピードテキストを購入しました。Studyingは隙間時間の過去問や練習問題への取り組み、通勤の合間に音声で講義を聞いて記憶の定着を図れる優秀な勉強ツールです。有名予備校で必勝を期して高額な投資をすることも一手です。テクニック的な受験対策も施せますし体系的に理解をするのは良い選択肢だと思います。ただ自分の仕事は頻繁な海外出張、海外からの来客対応、会食など時間の制約が大きいことから自分のコントロールできる時間のl範囲で勉強することを考えると自然と独学x隙間時間を選択することになりました。

勉強の初めにやっておくべきだったと後悔することは勉強の戦略、計画を立てることです。できればストレート合格な訳ですが割り切って1.5年計画とボトムラインを決めることも重要な戦略。初年度に合格すべき科目を決めて一次試験での科目合格を目指す戦略はとても合理的だと思います。私自身、初年度は企業経営理論、経営法務、経営情報システム、中小企業経営政策に合格し暗記系科目をクリアできたことはとても大きかったです。中でも経営情報システムは鬼門として本資格試験で年度によって難易度や出題点が異なり“落としに行く“科目であり合格ができたことはとても重要なキーポイントであったと思います。経営法務、中小企業経営政策についても一度で合格しておくと、二次試験への集中ができるため1.5年計画でパスしておくべき科目です。

ブックオフで中古の参考書を購入しましたが中小企業政策と経営情報システム以外は少し年度が古くても問題ないと思います。と言いますのも企業経営理論、運営管理、財務会計などの鉄板重要科目は論点が変わらず重要なため年度が新しくても内容は変わりません。そして年度が古いからこそ書き込みに躊躇なく踏み込めStudyingで学んだこと、間違った解答の反省や言語化した知見を書き込みを行うことで記憶の定着を加速させることはとてもキーポイントになったと思います。

まずは一次試験をパスするための勉強計画を立ててその計画を始めること。そして続けることで勉強習慣を身につけることができれば資格試験合格の道乗りに乗られるので、そこからいかにスピードを上げていくか、が勉強、修練の道乗り課題になります。

次回以降、一次試験の勉強方法について術解したいと思います。
#中小企業診断士試験

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