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コンポストで変わった私の意識

2024年9月から始めたコンポスト。まだ半年も経っていなけれど、私の中で生ゴミに対する考え方がかなり変化したので、今回はそのあたりのことを書いていこうと思います。

そもそも生ごみは冷凍していた
ビニール袋を二重にするなどの工夫をしたとしても、生ゴミの匂いがなんとなくいつも気になっていました。夏場はGに嗅ぎつけられたりしたら本当に困るし、苦渋の末に「生ごみは冷凍する」という作戦を採用していました。燃えるゴミの日の朝、ビニール袋に入れた生ごみを冷凍庫から取り出し、指定のゴミ袋に入れて捨てるので、匂うことはまずありませんし、腐敗もしていません。この方法は掃除好きな息子から教えてもらいました(!)。
今思うとこの冷凍作戦は、確実にコンポストへとつながっていたように思います。

そしてコンポストを始めてからというもの、私の中でいろいろな「意識の変化」が生まれました。これには自分でも驚いています。

1. まず野菜の切り方が変わる

これまで料理を作る際、何も考えずに野菜を切っていましたが、今は「せっかく買ってきたの野菜。農家の人たちが大切に育てて来てくれたものだから、きちんと食べよう。いきなりコンポスト行きじゃ野菜も農家さんも可哀そう」という気持ちが芽生えました。それからは、野菜を適当に切るのではなく、食べられる部分を意識して、無駄なく使おうと意識するようになりました。食べ物への向き合い方が変わった瞬間です。

この日は焼きそば。キャベツの堅い筋の部分はコンポストへ。
毎日コーヒーやハーブティーも飲むのにで、その茶殻も投入します。

2. 「余ったらコンポストへ」から「ちゃんと食べよう」へ

最初は「余ったものはコンポストに入れればいいし」と考えていました。でもコンポストを毎日生ごみを投入しているうちに、「なるべく余らないように、きちんと食べよう」「食べ物をもっと大切にしよう」という意識が強くなってきたのです。
ブロッコリーの芯や堅い部分など、どうしても食べられないところだけをコンポストへ入れようと考えるようになりました。また、分解が早く進むように野菜クズを細かく刻んで入れています。数日後に跡形もなく野菜クズがなくなっているのが、楽しくなってきたのです。

3. 生ごみが減ると心も軽くなる

毎日の生ごみが減ると、驚くほど快適になりました。いつも冷凍庫の一角は冷凍生ごみが独占していたスペースには、アイスクリームや冷凍食品を余裕で置くことができて、「生ごみがない」ということが嬉しくてしょうがないのです。
「生ごみを焼却する際に発生するCO₂をわずかながらも減らしているのだ」「ごみを豊かな堆肥へと循環させているわたし💓」という意識が、ちょっとした誇りと満足感を与えてくれます。

4. きれいなシンクがくれる安心感

生ごみが減ったおかげで、シンクがいつもとてもきれいになりました。排水溝にたまる細かい生ごみもネットで捕獲、燃えるゴミの日毎にネットを替え、その都度受け皿と排水溝の中はメラミンスポンジで掃除するので、内のシンクはいつもピカピカ。
これだけでもかなり気持ちがいいし、見えないところもきれいにする自分に酔いしれることができますが、何よりも「Gも来ないだろう」という安心感があります。生ゴミを冷凍していた頃もGを見かけたことはなかったけれど、一人暮らしなので絶対に奴らの姿は見たくないのです。うん、今年も完璧だな。

ベランダに設置中のコンポストその①

見ての通りたっぷりと膨らんだコンポストバッグ。5か月分の生ごみがここに入っているなんて信じられます??ほぼ分解され、ただいま熟成期間に入っています。完成は3月中旬の予定。
完成したら、多肉や観葉植物の植え替えに利用したいと思っていて、今年はルッコラやしそ、プチトマトも育ててみたいと思っています✨

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杉本 ゆみ
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