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1500万円を貯め、会社を辞めた

そこに広がる世界、飛び込んできたものを綴る

私は現在37歳。32歳の時に9年間勤めてきた会社を辞めて休む間もなく新しい世界に飛び込んだ。仕事の話、貯蓄の話、そこから今6年経過するまでに気づいたこと、これから気づくことを綴っていきます。

まず、なぜ貯蓄をしようと思ったか。

当たり前だけど息をするだけでもお金がかかる世の中で、結婚して出産をして仮に専業主婦になったとしても誰かのためのプレゼントは自分のお財布から出せるようでありたい。いつまで働き続けられるか分からないから、働いている間は貯蓄をしっかりしておかなければ!という思いからでした。

年金もいつもらえるか分からない時代に生きている。もしかしたらもらえないかもしれない。そんな不安もあったから余計に仕事をしている間になんとか貯金をしようと思った。

私の場合、強制力が必要だった。

おそらく多くの人は、この強制力が必要だ。自分の意志で何も言われずともコツコツ貯めていくことができる人は稀だと思う。大体目の前の欲望に、「今日だけは。」と負けてしまうのではないだろうか・・・

その時に、私が思い浮かんだのは(というか入社の時に案内があったから知ったというのが本当のところですが)、財形貯蓄。給与天引きで、自動積立。これなら、ないものと思って生活ができる!そしておろしづらいからわざわざ下ろさない!私にとてもむいていると思った。

スタートした時に設定した金額が10万円/月。ボーナス時には+30万円。若いうちは手取りもほとんど無いようなレベルになるけど気合で乗り切ろう!と決めた。

旅行に行きたい時にはさらにボーナスの余剰分か月々のお給料で少しさらに貯めて行った。マイナスになる月もあったけど、最初の数年の大変さになれてきたら後半の方は余裕になっていた。

それだけ頑張ったから、退職の時に財形貯蓄を解約する瞬間さぁこれで新しい生活をスタートさせよう!と意気揚々としていたがすぐに現実を知ることになる。1500万円ほどの通帳を眺めながら、その利息は…たったの1000円未満。

強制的に自動積立をしていたから、貯めるには貯められたけど、ただ貯めただけだった。ATMで3〜4回時間外引き出しをしたら元本割れしてしまう…

退職をして、資産を活用しながら起業した会社で頑張ろう!と思っていた矢先の残念なエピソード

これはいかん!

続く

                  収入ー貯蓄=生活費


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