MARLINのビルド① 基本の キ ホ ン コレで全部の巻
MARLINのビルドと聞くととっつきにくい感じはありますが、実はとっても簡単。
特にAnycubicとCreality (と幾つかのプリンター)のプリンターはヘッダーファイルという大概の設定が済んでいる設定ファイルが提供されているので本当に簡単。
使用するソフトは、Microsoftの「VisualStudioCode」(free)でそのソフトに「PlatformIO」と「AutoBuildMarlin」というアドインをインストールしてビルドします。これをインストールすればMarlin側から出来る限りユーザーが簡単にビルドできるように準備された環境を用意する事が出来ます。
上の動画はカルフォルニアの小学生?の女の子がMarlinのビルドについて紹介してくれています。(英語が全くダメな私でも少し聞き取れる♪)自動翻訳をONにしてご覧ください。
私はこの動画でビルドが出来るようになりました。
動画では「AutoBuildMarlin」はインストールしていませんが、PlatformIOと同じ手順でインストールが出来ます。
ファイルの準備はMarlinのHPから「Marlin本体のフォルダー」をDLする
それと、MEGA-S用の「Configuration.h」「Configuration_adv.h」を用意して「Marlin本体のフォルダー」の中の「Marlin」フォルダーの中の同じファイル名のファイルと置き換える。
MEGA-S用のCONFIGファイルはDLしたZIPの中の
Configurations-release-2.0.9.1.zip\config\examples\AnyCubic\i3 Mega
に入っています。
用意したフォルダーをVSCODEで読み込む。
フォルダーが読み込まれましたね。多分最初の画面はPlatformIOの画面になっているでしょうけど、左のフォルダーのツリー表示の中からConfiguration,hを選択すると編集画面になりますので必要に応じて編集します。
ビルドの実行は、
AutoBuildMarlinのプラグインの画面からBuildを実行するだけ。これもプラグインが至れり尽くせりでやってくれますので、
ただこれだけ。
自分用のカスタムファームウェア 作れそうでしょ?
例えば、S-Curve Accelerationを有効にしたい場合は、Configration.h の1013行目を
下の様に変更する。
これだけで機能の追加が完了です。
Marlinって良く出来てるんです。codeをいじる事なんて無いんです。
Let`s Mrlin!!
じつはMEGA-S用の configuration.h ファイルにバグがあってそのままでは作動しないんですけど。。。それは次回に。