【歌詞】鼓舞
からだから溢れるはじまりの振動
音と呼ぶべきか
神の啓示のような雷鳴か
熱を帯びた この身から蒸発して
期待は気体となって 上昇していく
人間の作りだした機体をも押し上げて
雲を創り出し 太陽神に焦がされる
蜘蛛の足のような継ぎ目のように
好みの雲の継ぎ目から時折 太陽神の光の一部を地上へと
人間が掴めるように 目で分かるように
雨 雪 雷
歓喜と怒涛の乞えが入り混じる
水になり 液体となって 益を得る
雨降って地固まらず
沼となり 新世界を創り出す
もっと奥へ 粘着質
やがて枯渇し 個体となり 私の鼓隊となる
鼓隊は打ち鳴らす 芯の憎悪を壊すほどに
鼓動が充満する
この身から出た振動の数々が
皆に伝染し 震えあがる
興奮と熱狂の渦は
またあらたな期待を舞い上がらせ
脈打つように鼓舞する
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