屋根の太陽光発電に疑問な方への回答
メールにて太陽光発電、東京都義務化など疑わしいとの質問への回答
ご質問頂いた太陽光の件
私的な考えをお伝えします。
まず太陽光発電を住宅の屋根に載せた方がよいかは、有効な太陽光が得られるなら載せた方がよいです。
ライフサイクルコストなどは、一種の投資に近く未来のことは分かりません。
ただし、日本の電力需要など考えると可能な限り、石炭火力に頼らない発電の比率を上げる必要があるのも事実です。
その一つのファクターとして太陽光発電も重要で、まだ不足しているのも事実と思います。その太陽光発電を自然の山の斜面などに設置するよりは住宅の屋根の部分に設置した方が環境によいとも思います。なので戸建住宅を買えて、さらにその屋根に太陽光が十分当たるなら最も影響が少ない場所であると思います。
ただし、建物躯体性能、断熱性能などを落としてまで設置するよりは、躯体性能を可能な限り高めることが大事と思います。
今年10月には、建物性能表示で断熱等等級が6,7の設定がされます。可能ならば7まで引き上げた上で太陽光を載せるべきと思います。
また、太陽光を多く載せるために屋根を無理矢理に片流れなどにすることもオススメしていません。
小池さんの太陽光義務化で騒がれていますが、大手ハウスメーカーに努力義務という義務でもなんでもなく
私的な思想では、また大手ハウスを持ち上げる策ではと思います、住宅トップランアー基準の時もトップランナーというワードで施主を安心させて、やはり大手は凄いと勘違いさせることと同じではと思います。
無駄な情報をうまく排除してよい家を手に入れてください(家づくりを考えている方なら)
では