風の時代のビジネスやマインド
5年ぐらい前から、「これから風の時代がやってくる」と耳にした人も多いんじゃないかな?
占星術に興味のない方でもすっかりお馴染みのキーワードとなった「風の時代」という言葉
「風の時代」は2020年12月22日から本格的に始まったと言われています
大きなパラダイムシフトが起こる「風の時代」とはどういうものなのでしょう?
2021年は、西洋占星術では「風の時代」の始まりの年と言われます
西洋占星術では、約20年に1度起きる木星と土星の大接近を「グレートコンジャンクション」といい、時代の節目となります
そして、この時代は約200年ごとに、エレメントを変えるという特徴があり、この世を構成する元素で定義されています
その元素は「火」・「土」・「風」・「水」の4種類。
12星座を4つに分けたエレメントのことを指しています
4つのエレメントはそれぞれ以下の星座で成り立っています
【火の星座】牡羊座 ・獅子座・射手座
【水の星座】蟹座・蠍座・魚座
【土の星座】牡牛座 ・乙女座・山羊座
【風の星座】双子座・天秤座・水瓶座
これまでの約200年は、土の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)でグレートコンジャンクションは起こっていました。それが、2020年12月22日のグレートコンジャンクションは、水瓶座で起き、次の200年間はずっと風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)で続くことをとらえて、「風の時代」の始まりとされるのです。
「土の時代」の始まりは今から220年前頃。
火の時代から土の時代へと変わった18世紀末の転換期には、産業革命が起こりました。武力が支配していた時代が終わり、経済力そのものが世を動かす資本主義の時代へと移ったのです
具体的には、固定概念、不動産、終身雇用、生命保険、かたちあるものを重んじる、物質主義。目に見える資産形成に価値が置かれていた時代
今までの実績を信用し、組織の伝統を大切にする、我慢や根性が大切とされてきた時代です
産業革命から始まり、それが行き着いたところが現代の大量生産・大量消費の世界なのです
この「風の時代」は、「風」が目に見えないように、情報や知識など形のないもの、伝達や教育などが重視され、人々は何より「知る」ことを求めていくことになると言われています
今後は、知性・コミュニケーションなど、形のないものが意味を持つようになり、想像力、思考力が重要視されたり、柔軟性が必要になると言われています
そして自分の好きなことや、やりたいことに素直に行動することが大切な時代になります
風の時代は、ものに縛られない生き方や型にはまらない価値観を表します。端的に言うと、「自由」で「多様性」に富んだ、フレキシブルな世の中がやってくるということ
「持つ時代から“持たない”自由を楽しむ時代に」
住まいを持たないアドレスフリーという言葉も昨年ごろから耳にするようになり、
ものを持つ時代から、場所にとらわれない住まい方、働き方が増えてきました
「がんばるのはもう終わり! 自分らしさを加速させよう」
自分のことを大切に、人と違うことをする勇気と思い切りのよさがポイントに
恋愛でもLGBTQという言葉が当たり前になってきたように、結婚や恋愛も自由に、自分らしくなってきました。結婚という形式、夫婦別姓、同性婚など大きく変わる可能性があります
「心からつながる仲間と」
企業で生涯頑張るという考え方から、最近では複業やフリーランスという働き方が増えたように、縦社会から対等な社会へ
肩書の優劣がなくなりフラットになってくるでしょう
「お金第一主義の時代の終了」
お金の価値観の変化。物の価値が体験の価値へ。
例えばクラウドファンディングのように、たくさん稼いで貯金をすることよりも、どう使うかに注目が集まってきています。
このような大きな時代の転換期。
この節目に起こったのが、まさに新型コロナウイルスの登場。
このコロナウイルスも目に見えない存在。
世界の景色を一変させ、私たちは時間の使い方、働き方、家族との関係性など 、
いろいろと考える時間ができました。
「風の時代」では、権威あるブランドだから価値があるのではなく、「自分にとっては、こういう理由で価値がある」と言える自由度が増します。目に見えない「心」は縛ることができないからです。
そして、その元になるのが、新しい情報や知識。
これまでの古い価値観が壊れて、新しい価値観が創造されやすくなってくるのです。
みんなが同じブームを追うのではなく、自分が満足できるようアレンジするのが風の時代の特徴。
生活レベルから働き方、政治・経済の仕組みに至るまで、どんどん塗り替えられていきそうですね。
既存の価値観を拭う勇気が試されるとき。
これまで通りの価値観やルールにとらわれず、「風のように」軽やかでしなやかな発想でいきましょう
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