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未来にも、自然環境にも、社会にも、教育にも、実際にご購入いただくお客様にとってもためにならないものを売るって私にはできなかった。

これは本当に困った。
だってお客様騙してるわけだから。
だからといって悪徳商法的なものや、
違法なものを売っていたわけではありません。
(ごくごく一般的に流通しているもの。しかし、商品としてはどこかで時間が止まってしまっている商品。)

私はその仕事はやめた。
辞める前に、
嘘がないような商品を開発し直すことと、
それまでのコストよりも安価にして、
宣伝の戦略も含めて、
販売の手法と
売上を伸ばす代案を提示したが却下された。

地方の時代についていけていない残念な経営者様にわかるように、
小学生にでもわかるような言葉で表現してご紹介したが、

黙っていろ的なことをいわれた。

そういった会社の方針や戦略は
俺が決める。的なことを言われたが、
半年待っても1年待っても、
会議の場でそれが示されることがなかった。

会議の場で質問してみたりもしたが、
明快な回答がないばかり。
実際に思いつきのように取り組み出した施策は、
15年ぐらいに流行った手法で、
そもそも、すでにテクノロジーを上手に活用すれば、
5分もかからずに代替できるものだった。

しかし、
それが1日の業務の3分の1程度を占めてしまう業務となった。

さすがに私も
複数の会社であらゆる改革を実現してきた身なので、
我慢ならずに、
今やっているものは、
こんなふうに一気に短縮が可能で、
その先の業務に時間も労力も割くべきだ。と
具体例を示し、異を唱えてみたが、

その後に始まったのは、

パワハラじみたことだった。
実力差があるため払い除けられた。

しかし、私にとっても時間と労力の無駄でもあるし、

自分自身の周囲への信用問題にもかかわる。
自分にとって毒でしかないと確信したため、
その仕事は辞めた。

いつの時期のことだかは言わない。

雇い入れるときは、
ずいぶん調子の良いこと言ってた。

許されるなら、
あのふんぞり返った頭を後ろから蹴っ飛ばしてやりたい。



地方の小規模企業は、
少なからずこんな企業が存在している。

さすがに切り捨てるべきだろうと私は思っている。

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