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TOEIC680→945に至る「ゆる英語」勉強法

はじめに

はるか昔、勝間和代さんというビジネスインフルエンサーのはしりの方がおりまして、「これからは会計、英語、ITがビジネスパーソンの必須科目。これらを勉強して年収10倍だ!」などと言っていたものでした。2007年ごろのことだったでしょうか。

時は下り、令和の世の中になりました。予言は見事当たり、会計・ファイナンス職が(Twitter上で)人気になり、GAFAM転職やエンジニア転職が流行りました。英語できなきゃ、英語できて当たり前の風潮も強くなったものです。

そんなこんなで、もはや勘のいい若い人なら学生時代に英語は仕上げている人が多いのではと思います。

とはいえ、そんな時代の流れを読み損ねてなんとなく社会人になり、急に英語を勉強し始めた人も多いのではないでしょうか。会社によっては昇格要件にTOEICのスコアが入っていたりします。

今回は、そんな「働きながら英語の勉強をせざるを得なくなった要領の悪い大人たち」に向けてTOEIC900オーバーまで持っていった方法を書いてみようと思います。

コンセプトとしては、意識高い勉強法をあれもこれもは面倒くさいので、できるだけやることを絞って、馬鹿の一つ覚えのようにこれだけやっておけばTOEICと旅行会話くらいはクリアできるレベルを目指す「ゆる英語」です。

この記事で目指すゴール

現在の私の英語力は、TOEICはいちおう945取ったことがあります。仕事で英語を使うことはほぼないものの、前職では海外のサポートエンジニアとチャットやメールでやりとりするのに不自由はありませんでした。

英語会議はやったことがありませんが、オンライン英会話ならやさしいフィリピン人と会話できます。シリコンバレーの起業家のセッションに行ったときは、熱が入り始めたネイティブのトークに完全に置いていかれました。

海外旅行では特に困りません。入国審査から電車の切符、空港のアナウンス聞き取り、ホテルのフロントとのやりとり、レストランでの注文、買い物などは、シンプルな英文でなら可能です。

読むほうは、青少年向けペーパーバックなら大丈夫。英字新聞は辞書を引き引きという感じです。

とりあえず、「チャットとメールなら仕事のコミュニケーション可能」「海外旅行ではまあそんなに困らない」くらいをゴールとします。


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