見出し画像

大学時代の仲間と写真展を開催した

大学時代に所属していた写真部の仲間と企画したグループ展が、昨日無事終了した。

ことの始まりは今年の2月。三条を散歩していたら、ある大学の写真部の方々がギャラリーで写真展をしていて、ふらっと入ったのがきっかけだった。
私も写真部に在籍していた頃、部員のみんなで定期的にギャラリー展示をしていた。卒業後もまた展示をやりたいな…と思ってはいたものの、忙しさにかこつけて実行できていなかったことを、この展示を見て思い出した。

そうだ。写真展やりたかったんだ。
その日の帰り道、「有志で集まってギャラリー借りて写真展やりませんか」とインスタのストーリーで呼びかけたら、写真部時代の先輩が手を挙げてくれた。
そこからお互いに写真部だったメンバーを誘い、ノってくれたメンバーがまた別の人を誘ってくれて、最終的に私を含めて10人が集まった。

会場は現役時代にお世話になっていたギャラリーにした。そこから展示のテーマを決め、メンバーで分担してDMやポスターを作って、希望者で集まって暗室を借りて写真を焼いて、zoomミーティングをして……まだまだ先だと思いながら準備を進めていたけど、あっという間に当日が来てしまった。

みんなからアドバイスを貰いながら作ったDMのデザイン


初日の朝、会社に行く日よりも早起きしてギャラリーへ作品を搬入した。通勤ラッシュの中で作品を入れたヨドバシの大袋に体を持っていかれながら、ついにこの日が来てしまった……という緊張か怖さかよく分からん気持ちになった。
会場の壁一面に作品が並んだとき、メンバーそれぞれに個性があって、でも根っこに共通の空気が流れていて感動した。みんな世界に対して優しい眼差しを向けていて、その愛が会場を満たしてる。メンバー全員が全員の才能と感性と、それを形にする努力を讃えあっていて、悪意が1ミリも存在しない空間だった。

社会人になり、遠方に住んでいるメンバーもいる中で、私の思いつきに手を挙げてくれて、一緒に夢を叶えられたことがとても嬉しい。展示を機に数年ぶりに会えた人もいたし、自分と写真部に在籍していた時期が被っていなくて、今回初めて会うメンバーもいた。この写真展があったからこそ繋がった縁だと思う。


会期中、仕事終わりや休日の貴重な時間を割いて、沢山の方が会場に見に来てくださった。

大学時代の友達。写真繋がりの友人。いつもお世話になってる美容師さん。職場の方。旅先で出来た友人……
兄と兄の奥様、姪っ子も来てくれた。そして私の両親も地元岡山から泊まりがけで来てくれた。(なんなら私の部屋に泊まっていった)

SNSを見て来てくださった方や、近くを通って立ち寄ってくださった方もいて、新しい出会いも沢山だった。感想を頂けて凄く励みになったし、やっぱり私は表現することで救われてきたんだと改めて思った。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

そして一緒に展示してくれたメンバーの皆さん、仕事やそれぞれの生活で忙しい中、時間を作ってくれて感謝しかないです。ありがとうございました!今回は一緒に出来なかったメンバーも、また次回一緒に展示できたら嬉しいです。

写真展で展示した作品の話はこちら


いいなと思ったら応援しよう!