詩日誌 2023.09.09
2023.09.09
1.
鉛筆をドラムスティックのようにトコトコ机やカフェオレの紙コップ(コンビニで買ったやつ)など側にあるものを叩くために使って、音楽的気分を高めてからこれを書いている。
おはようございます。朝は未だぱらぱら昨日から断続的に降り続いている雨の影響下にあり、詩など書くにはちょっと湿り気が強過ぎるのですが、人生の船は進んでゆきます。
トーマス•ストレーネンのBayouというアルバムを聴いていて、このアルバムに参加している方との繋がりがLakesideにもうまれたことを改めて凄いことだと驚嘆しています。
ECMからアルバムをリリースしているアーティストがLakesideで演奏してくれることになるとは思いもよらず、これはある種のミラクルと言えるでしょう。
Lakeside Studioには世界中からお客さんが足を運んでくれていて、今日も午後にノルウェーからゲストが来る予定となり、東大和市湖畔というSuburban Tokyoによくぞ足を踏み入れてくれるな、と、こちらも驚きと喜びを感じています。
この日誌、語尾の調子がときどき変に変わっていくのは愛嬌として良しとしよう。
2.
朝になるとゆっくり軌道を変え、宇宙船はぐるりターンをする。一日は日々違い二度と同じ一日が繰り返されることはない。
今日、何が起きるか私にはわからない。一日は未知で満ちている。
3.
ストレスのない人生などというものは存在しない。そんなことを改めて認識する絶好の機会を狙いすましたかの如く職場のゴタゴタが襲いかかってきた。魂の修行である。なんとか乗り切るしかない。
そんな中宝石のような心洗われる出会いもあった。
ノルウェーからのお客さんだと思っていたのは僕の完全な勘違いであった。エストニアからやって来たハンガリー人のカップルであった(いったい何を聞いていたのだろう)。
PとNは旅人と画家の夫婦で自由な生活様式を身につけている。夫のPが半年も旅に出るのを妻のNは許容していて、世界のあちこちで落ち合ったりしながら仲良く共に生きている。
Pは鹿児島から北海道の稚内まで歩いて渡ったそうだ。稚内で足を怪我したため鹿児島まで歩いて引き返すのをあきらめ、利尻島で山に登って旅を終えたそうである。話を聞いていたら口があんぐり状態となった。
前回、旅を終えた稚内で来週PとNは数日共に過ごして、Pは鹿児島までのリベンジ歩きを独り始めるそうだ。
旅日記をこちらへ送ってくれるそうなので、僕は今から楽しみにしている。歩くことのお師匠さんが一人出来た。
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