雲と風。7/30。台風12号とエノコロ草

今夜も夜風が心地好いです。夏の夜空は、19時30分でもうっすら明るい。と思ったら、満月に近い月が東の空から上り始めてました。雲に隠れながら上ってきて、かなりの明るさです。🌕

　7/28土曜日は、台風が接近してくる独特の空模様。雨も降ってきたので、１日中絵を描いてました。
　それにしても、この台風12号の進路には驚きました。通常ならば、偏西風の関係で天気は西から東へと移ります。それが逆に、関東から西へ西へと台風が進みました。自分の記憶では初めてでした。

　7/29日曜日、朝、外に出ました。地面が濡れています。何日か前に、道路のハジッコに、エノコロ草を見つけました。暑さでへばっていて、ギリギリな感じでした。それが、台風の雨によって、ちょっと元気になったようでした。

　台風のような超大規模自然現象と比べれば、人もエノコロ草もたいして違わないかも知れません。暑さや雨風に、右往左往するということでは。

　人には、脳や神経があり、自覚や意識があります。草には、それらがありません。けれど、人にも草にも、細胞があります。

　28日に、雨が降った時には、根っこの細胞が水分を感知して、「水だーっ！」って吸収したことと思います。

　私たちの、意識や感情とは別に、身体の中の細胞は働いています。巨大な１つの生命体を生きさせるため、まるで意志があるように、１つ１つの細胞が活動しています。その点では、人もエノコロ草も同じようなもの。そんなことを考えて、勝手にエノコロ草に親近感を感じていました。

　昨日今日、久し振りに鉛筆で人物画を描いてました。

　やっぱり人物画は難しかったです。着地点が、頭に想い描けても、その通りいかないのが、自分にとっての人物画です。人物の視線も迷って、変えてみたりしました。
　紙と鉛筆と時間を消費しつつ、色々と技術面の練習になり、教訓を得られました。

　あと、「絵画」「作品」みたいに、構えて描くことも時には必要ですが、気楽にというか、試みとして描いてみるのも良いかと思います。上手くいかなくて、ストレスもありますが、技術の向上のためには、試験的な製作や模作も必要です。失敗作や製作の行き詰まりも、考え方次第かと思いました。