マガジンのカバー画像

読書感想文まとめ

5
読書感想文記事のまとめです
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

読書感想文 2022

読書感想文 2022


2022.02
『落語―哲学』
-中村 昇-落語の噺を哲学観点から分解する、という発想が興味深く、手に取った本だった。

2022.04
『中原中也 沈黙の音楽』
-佐々木 幹郎-私の好きな詩人中原中也についての本。中原中也の詩の解説と彼の生活史との関連がとても分かりやすくまとまっており、詩集と合わせてまた読みたいと思っている。

2022.07
『心淋し川』
-西條 奈加-時代設定が江戸という

もっとみる
読書感想文 2021

読書感想文 2021


2021.01
『草枕』
-夏目 漱石-昔、友人におすすめされたのを思い出して、読んでみた。こちらも昨年の『雪国』と同じく冒頭のフレーズが有名な作品。

2021.02
『デザインの知恵 情報デザインから社会のかたちづくりへ』
-須永 剛司-デザインが社会にどう関わっていくのか、という部分について実際のプロジェクトをもとに語られており、非常に分かりやすい。

2021.05
『モラルの起源―実験

もっとみる
読書感想文 2020

読書感想文 2020

2020.02
『現代落語論』
-立川 談志-私が落語にどっぷりハマるきっかけになったのが、立川談志さんの『芝浜』だった。ゆえに落語に関する本を読むなら談志さんのものから、というのは自分の中では自然なことだった。
この本はまず、落語とは、落語の面白さとは、といった解説から始まる。次に、落語家が真打(落語家の身分、低い順に前座→二枚目→真打となる)になるまでを談志さんご自身や周囲の方のエピソードを交

もっとみる