駐在妻〜ご挨拶とこれからのブログについて〜
こんにちは!
渡米して2週間の自主的なStayHomeをしていたら、5日後に外出禁止令がでたアメリカはカリフォルニア州、ロサンゼルスで駐在妻をしているKaoriです。
これから駐在妻になられる方、またロス移住をされる方に向けて、私の実体験をブログに綴ることにしました。
アメリカ移住への手続きや準備、そしてロサンゼルスでの生活で発見したものや経験している事を等身大で赤裸々に書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
今回のブログは「いよいよ出国をするときの想い」です。
まず初めに、海外駐在妻でロサンゼルスで駐在妻と聞くと、それはキラキラしていてとても羨ましいと思われると思います。
私もいざ自分がそうなると決まるまでは、海外で暮らす奥さま達を「カッコいい!」「映画みたい!」と、憧れを抱いていました。
しかし、実際にその立場になってみると、慌ただしい手続の連続であっという間に3ヶ月が過ぎ、出国の日を迎えました。
日本で食べておきたいもの
日本でやっておきたいこと
行く前に会いたい人
こう言った事を考える思考に至らなくなるほど、めまぐるしい毎日を過ごして出国の日を迎えます。
そこには大きく2つの要因があります。
海外への引越準備
手続きまわり
予防接種ラッシュ
仕事先への挨拶連絡
↑それぞれ細かく今後のブログで紹介していきますが、国内→国内への引越でも大変なのに海外となると、やり方が全然違ってきます。
そして、この事務的作業の隣には、もう一つの要因である“感情”というのがいつもくっついて来ます。
自分がやりたい事があって渡米するのとは違う駐在妻のポジション
もし、自分アメリカでやりたい夢を持っていたら、このひとつ一つの準備も、きっとモチベーションは違うと思います。
手続きや予防接種をひとつひとつ終える毎に、“アメリカが近くなっていく”と喜びに満ちたものでしょう。
しかし、駐在妻は旦那さんの駐在が決まった瞬間に、これまで積み上げて来た仕事のキャリアを手放すという現実を迎えます。
頭の中をいろいろな感情が行き交い、その葛藤の中でメンタルを維持しながら準備を進めていきます。
これ終わった!
次はこれ!
仕事を休んだり、仕事の合間を縫ってあちこちを駆け回り、各所手続きにまわります。
そもそもアメリカへ移住する為にどんな手続き、予防接種、引越が必要なのかもわからない状態からのスタートなので、たくさんの方のブログを読んだり、経験者の方に話を聞きました。
そして、“あと1ヶ月で出国”となる頃には、送別会・壮行会をしてもらい、寄せ書きやプレゼントをもらう日々でしたが、周りの人の方が私がアメリカに行く事を実感していて、一人一人の言葉や贈り物に感動して涙腺が崩壊…。
しかし、次の日起きると、仕事に準備で“昨日のは夢だったのかな?”と、現実と忙しさがクロスしてよくわからなくなりました。
そのくらい、慌ただしく日本を出国する人を迎えるのがプレ駐在妻です。
家から荷物を出し、翌日立ち会いがあるので、私達は家の近くのホテルに2泊しました。
それでもまだ、“これからアメリカに行くんだ!”という感覚ではありませんでした。
もしかしたら、今回私は新型コロナウィルスの影響もあり、日本からの入国禁止があるかもしれないとそちらにも気を張っていた事もあるかもしれません。
出国の日の朝
私がアメリカへ飛んだ日は2020年3月1日。
“空港にお見送りに行く”と言ってくれた友人に「コロナ感染が怖いからお見送りはやめておいて!」と伝えていたら、ホテルのロビーに来てくれました。
日本で最後のランチ。
親友達とお寿司を食べてお別れ。
そして、リムジンバスに乗り、「このバスは成田空港行きです。」というアナウンスが流れ、車窓から見慣れた東京の景色が見え始め、だんだんと東京から離れて行き、千葉県に入ったあたりで、急に寂しさが襲って来ました。
移住の為に日本を離れる人は、その時に必ず思う事がある。
SNSでこういうコメントをもらいました。
少しそれがわかった気がします。
そして、それはとても暖かい事でした。
これから駐在妻になる方が経験する事なので、この想いは綴りません。
駐在妻という立場で移住する私達女性が、出国の日にもらうことが出来る最大のギフトだという事だけは間違いありません。
そして、駐在妻生活も4ヶ月目を迎え、今は来てよかったと心から思っています。
コロナだけど…アメリカのコロナひどいけれど。
これから駐在妻をされる方へ。
一生懸命ブログを書いていきます。
よろしくお願いします。
今、必死に駐在妻準備をされている方へ。
一緒に駐在妻ライフを楽しみましょう!
全てが良い思い出になります!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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