駐在妻〜渡米準備・大量の予防注射〜
こんにちは!
渡米して2週間の自主的なStayHomeをしていたら、5日後に外出禁止令がでた為、アメリカはカリフォルニア州、ロサンゼルスで何もしていない駐在妻のKaoriです。
アメリカへ移住する際、日本で大量の予防注射をうたなくてはなりません。
予防接種の種類と本数
・麻疹:全2回(2回目:4~8週間後)
・破傷風:全3回(2回目:3~8週間後、3回目12~18ヶ月後)
・狂犬病:全3回(2回目:1~4週間後、3回目:12ヶ月後
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これが今回私が接種した予防注射です。
この中に生ワクチンというのがあり、生ワクチンの接種後1ヶ月間は他のワクチンを打つことができません。
3ヶ月前には打ち始めないと渡米日に間に合わないので、気をつけてください。
そしてもうひとつ。
渡航者専用クリニック
で、受ける必要があります。
英語で接種記録をつけてくれる病院で受けなくてはならないので、ご主人の会社から指定されたクリニックが1番わかりやすいですが、全国に渡航者専用クリニックがあります。
そこで看護師さんに渡航日を伝えると、スケジュールを立ててくれます。
ワクチン接種の都合上、
仕事を休んで行かなくてはならない
ので、お仕事をギリギリまでされる方は、仕事の都合と相談しつつ無理のないスケジューリングが必要となって来ます!
またこれらのワクチンは筋肉注射なため、打ってから数時間すると腕が重くしんどくなってくるので、翌日力仕事がない日や、一日中パソコンを打つ仕事がない日をオススメします。
子供の予防接種
大人は看護師さんが打ってくれますが、子供は小児科の先生が打ってくれます。
渡航者クリニックは英語対応が可能な為、小児科の先生が海外生活経験者の方が多く、先生にいろいろ海外生活の心得を聞くと教えてくれます!
事前に子供の学校が決まっている場合
日本よりアメリカの方が予防接種の数が多く、アメリカの学校から指定されている予防接種があります。
事前に学校が決まっている場合は、学校からメールが来て、必要な予防接種を教えてくれるので、そのままメールの本文を先生に見せると追加で接種してくれます。
将来海外移住を検討されている方は、必ず子供に予防接種を!
日本は衛生面もまた医療制度もとても整っているので、最近では子供に予防接種をさせないお母さんも増えています。
私の友達も予防接種を受けさせない派のママさんがたくさんいます。
女の子の場合ははしかだけ受けさせるなど。
しかし、アメリカへ移住する可能性がある方は、子供に予防接種を受けさせておいた方が良いと思います。
最初に書いた3種類の予防接種
大人になると、予防接種の効力が切れているのでこの3種類の全てを受けなくてはなりませんが、子供たちは赤ちゃんの頃受けているものは除外されるので、少ない本数で済みます。
とは言っても、多い!
うちの子は5歳なので、まだ日本脳炎の予防接種が終了していなかった為、一回に3本打つ日が3日もありました。
狂犬病の注射などは大人と同じ量を注射する為、子供の負担も大きいです。
渡米してからの予防接種も可能
学校が決まっていない場合は、渡米してから学校を決めて、そこからでも学校に指定された予防接種を受ける事ができます。
学校に入学したい旨を伝え、過去の予防接種記録を話すと、足りない予防接種を教えてくれます。
アメリカではpharmacyで予防接種が受けられます。
アメリカは薬剤師さんも注射を打つ事ができ、調剤薬局の入っている pharmacyの一角に注射をしてくれる部屋が併設されているところがいくつもあります。
学校がpharmacyに予約を取ってくれます。
学校が受けられる近くのpharmacyに予約をとってくれるので、指定された時間に行けばわずか数分で予防接種が終わります。
〈持ち物〉
・親のID(パスポート)
・予防接種の種類が記載されている学校からのメール
アメリカの薬剤師さん、注射が上手い!
子供を大事にしてくれる文化のアメリカ。
注射を打つ前の子供への気遣い、打った後の褒め方がすごい!
そして、一瞬で終えてくれるのでうちの子は泣く暇もなく終えてもらって「もう終わり?」という顔!
一瞬で終えて、始終笑顔の薬剤師さんも「フッフー」「アーハー♪」と常にルンルン♪
ちなみに、インフルエンザの予防接種などもpharmacyで買い物ついでに受けられます。
狂犬病は犬に注意すれば良いわけではない!
名前からして「野生の犬に注意か!」と思いますが、狂犬病は哺乳類全般が対象になっていて、アメリカには野生のリスや色々な動物が生息していて、公園などに行くとそこら辺を歩いています。
とても愛らしくて可愛いですが、近寄り過ぎないように。
しかし野生なので見ている分にはそこまで近くまでは来ないし、瞬発力良く逃げていくので襲ってくることはありません。
しかし、
狂犬病はとても致死率の高い病気
ちゃんと狂犬病の予防接種を打って行っても、アメリカで哺乳類に噛まれた場合、すぐに病院に行って追加のワクチンを打って処置をして貰わなくてはなりません。
日本のようにすぐ救急車を呼ぶ事ができません
アメリカは救急車が有料で高額な為、日本のようにすぐに救急車を呼ぶ事ができません。
自家用車で病院へ行きます。
子供が哺乳類に噛まれて出血している状態で冷静に車の運転をする自信がないし、まして自分が噛まれた際、近くに家族や友人がいなかったら自分で運転していくことになります。
予防接種をしたからとはいえ、野生の動物には注意して生活する事が必須となります。
まとめ
・渡航前予防接種は最低でも3ヶ月前にスタートを!
・お子さんがいる方は、早めに学校の情報収集を!
・自分が子供の頃いつどんな予防接種を受けたかを把握するために自分の母子手帳を親からもらっておくと良い!
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私は母が他界していたため、父親は母子手帳の保管場所を把握していませんでした。
それなので、麻疹の接種状況がわからず、再度打っても大丈夫なワクチンの為、念のために受けて来ましたが、一度接種していれば受けなくて良いものでもあったそうです。
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!
次回は
渡航前健康診断について
です。
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