お酒と音楽をこよなく愛するアラフォーシンママのリアル【金夜徒然】
みなさま、今週もおつかれさまでした。
どんな一週間だったでしょうか。
色々あったとしても、
終わりよければすべてよし。
今夜、この瞬間、
あなたが幸せを少しでも感じられたなら、
大優勝なのです。
私はこの金夜、
仕事も家事もすべきこと全て終えましたので、
しこたま呑んで楽しむ覚悟であります。
もちろん、ひとりでね。
ほんとはね、
隣にね、
穏やかで静かな雰囲気イケメンくんが居てくれて、
心地よい低音で、
相槌打ったりボソボソ語ったり、
ときにニヒルにも可愛らしく愛らしく、
目を細めて皺寄せて、
空っ風みたいに笑ってくれたら、
最高なんですけどね。
(妄想癖発動)
まぁ、
妄想だけで美味い酒が飲めるのが、得手ですよね。
それで調子よければ物語も生まれるわけで。
人生得してます。
ところで、
ひとつ面白い話をしましょう。
男女のあれこれを勝手に脚色しつつ、
結局はネタにしてしまう辺り、
恋愛偏差値ゼロの所以でありますな。
私、離婚しては間もないですが、
元夫に男女関係解消を宣言してからは、
早5年になるのです。
その間、
ごく稀に、
あれ、いいな。。
と感じる異性がごく少数居たのは事実ですが、
とくに関係が進展したわけではありません。
でもね、
やはり、
いい恋愛したいなって思うのは、
正直なところなんですよね。
この歳になり、
結婚にも出産にも年齢や世間にも何の焦りも咎めも感じない、
独占欲でも執着でもなんでもない、
純粋な愛情を循環させたいわけです。
そんなふうに理想を追い求め早5年。
理想たかすぎるんかな。笑
友人には、
全ての欲求を一人で満たそうとするな。
と、痛い忠告を受けております。
わかるよ。
大人な意見さ。
でもさ、器用じゃないんよ。
これはこれ、それはそれ、が、無理なんよね。
で、話戻りますが、
最近の色恋沙汰ね。笑
(色恋沙汰<おもろい話)
1ヶ月程前から、毎日毎朝同じ電車の車両に乗るメンズがいたんですよ。
初めのうちは、
おお、今日もお疲れ様な。
といった同志の感覚だったのですが。
ある時から、
車内が混んでもいないのに、
常にくっついていることに気付いたんですよね。
私、
大抵イヤホン大爆音で、
目を閉じて音楽の世界に浸っております故、
一定期間そのことに気付けませんでした。
いっつも二の腕ぴったんこして、
ずーっと電車にゆらゆら。
普通、
見ず知らずの誰かと触れるなんて、
違和感不快感だと思うんですけど、
安心感?無?
何も感じなくて。
あれ?そういえば?
って思ってからも、
あ、やっぱそうだわ。
この人くっついてるわ。笑
が、数日続き。
なんとなしに、意識し始めるわけです。
異性に触れるなんて、
通常ありませんからね。笑
で、初めてちらっと顔見たんですが、
なんともアンニュイな方なんです。
背が高くてスタイルがいい。
まぁ、好みのタイプなんですよね。笑
そしたら急に恥ずかしくなっちゃって。
敢えて車両避けたりして。
あるとき、
いつも横並びでくっついてたのに、
面と向かったんですよね。
背の高い方なので、
上の方のポールなんかを握って自身の姿勢を保たれてたりなんかして。
なんというか、完全に覆い被さるような形で、
もうこれハグやんかの距離感。
人生経験そこそこアラフォー私でも、
さすがにこれは恥ずかしすぎるとテンパりまして、
彼のパーソナルスペースの中で、
くるくるくるくる身体の向きを変えるという謎の動きを繰り返しながら、
なんとかやり過ごしていたわけですよ。
そしてひょいと見上げて、
一瞬目が合いまして、
もう、あかんですよね。
全くもって、勘弁仕ります。
な、おもろいやろ?笑
いやー、確信犯すぎるわ。
それから妙に意識してしまい、あかんです。
やめてほしい。
私、
駆け引き等無理ですし、
曖昧なことにエネルギー使いたくないので、
今度会ったら、
同じ状況なったら、
何かしらアクション起こそうと思ったんですよね。
心許せる友人2人にこのことを話しました。
1人「これはもうそういうことちゃうん?今度会うたらつんつんせぇ」
1人「それ、痴漢やんけ」
爆。
笑わせてくれるなというお話です。
いやぁ。
持つべきものは友人ですよね。笑
なるほど痴漢説を色濃く盾にしつつ、
翌日またいつもの時間に会いましたところ、
雰囲気イケメン痴漢の彼、
同じ車両に乗らないんですよ。
確実にこちらに意識向けつつも、
渋い表情で空を見上げるんす。
(そゆとこもいいぜ爆)
で、心を決めてまじまじと見つめたわけです。
で、直感びびびと来たわけです。
「ないわ」
と。
(きっと相手も思てる)
私、道を逸れなくてよかったぁと安堵しつつ、
どこか寂しく残念なんですよね。
でね。
私、奇行に走るのです、はい。
「ないわ」判定翌日の朝、
家を出る数分前、
インスピレーションが舞い降りてきて、
半ば自動的に行動してしまうのです。
あ、連絡先渡そ。
って。爆
走り書きのメモを鞄に忍ばせ、
電車に乗り遅れまいと駅の階段を駆け上がりますと、
そこに雰囲気イケメン痴漢の彼が。。
しかも、
今日はスーツセットアップなんかい!
イケすぎやろ!
似合いすぎるんじゃボケ!
で、
スタスタ歩み寄り、
「あの、よかったら」
と、LINEID書いたメモを渡すワイ。
「え」
右耳のイヤホンを取り、
メモを受け取り、
キョトンとする雰囲気イケメン痴漢の彼。
最後、爆速で離れた私をぽかんと見つめる彼。
ここ、
「は?」
じゃないだけ良かったよね。笑
それ以降、
連絡はなし。
駅のホームで会うことも無し。
もちろん同じ車両に乗ることも、
以前のようにぴったんこして電車にゆらゆら揺られることも無し。
な、
切ないやろ。
笑えるやろ。
色々思うよ。
びっくりだよな。
やばい奴やと思うよな。
キモいよな。
いい歳してイタイよな。
もしかしたらそういう癖の常習犯で、
怖なったりしてるかな。
とかね。
色々思うし、
色々、わかるわ。
それから数日してね、
駅に到着前の通勤路でお互い察知したり、
改札で鉢合わせたり。。
なんとも切なくてね。
そんな顔せんでもいいのに。
あなたは何も悪くないのに。
何も気にせんでいいのに。
私は余裕あるんやから。
思うように潔く振ったらええのに。。。
今朝はさ、
通勤路でお互い察知した途端、
彼、
信号待ちで背を向けるんよ。
信号待ちで横断歩道から背を向けて空を見上げる奴がおるかって話なんよ。
私、つい笑ってしまって。
可愛い奴めって。
そんなに避けたいかよって。
そんなに消したい存在かいって。
どこまでも、
思い出すたび、
微笑んでしまって。
なんか、彼の思想が、
手に取るようにわかるんよね。
でも、
何考えてるんか、訳わからんって、
なるんよね。
まぁ、こんなですわ。笑
楽しんでいただけましたでしょうか。
こういうのを有料にするべきなんやろか?笑
需要があったら、
このエピソード、
小説に書き上げます。笑
いやぁ、
生きてるってだけで、
可愛くて、
愛おしいものだよね。
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